2011年1月5日水曜日

京都金杯展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.0-10.6-11.6-12.2-11.8-12.3-11.3-12.3
2009 12.6-10.7-11.2-11.8-11.6-11.9-11.4-11.7
2008 12.5-11.4-11.4-12.3-11.4-11.3-11.2-12.1
2007 12.3-11.2-11.7-12.2-11.6-11.0-11.6-12.3
2006 12.2-11.1-11.8-12.2-11.8-11.2-11.4-12.3
2005 12.7-10.8-11.5-11.7-11.7-11.6-11.8-12.2
2004 12.2-11.0-11.2-11.6-11.6-11.8-11.5-12.4
2003 12.3-10.5-11.8-12.2-12.1-11.6-11.5-11.7
2002 12.4-11.0-11.7-11.9-11.7-11.6-11.6-11.9
2001 12.6-11.2-11.8-11.9-11.5-11.1-11.6-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.38-10.95-11.57-12.00-11.68-11.54-11.49-12.06
1.33.67




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れ、道中は極端には
緩まないが一旦は息をつける展開で、ラスト4Fからある程度速いスピードを
維持しつつラスト1Fだけ少し落ちる形。

このコースらしくスピード持続力の戦いといったところだが、前半が極端に
速くなるということは稀で、過去の例では好位の馬がそのまま押し切る形が
結構多くなっている。(もちろん開幕馬場というのも大きいはず)

したがってここでは基本的に持続型の先行馬を軸としつつ(中途半端に前を
追い掛けて無駄脚を使った馬が最後に止まることを想定して)そこに直線まで
溜めて周りとは一味違う決め手を発揮できるタイプが絡むというイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想
シルポートがいるので展開的に速い流れを想定したくもなるのだが、この馬は
「前半から飛ばして行く」というよりも「道中を落とさない」というタイプで、
その性質によって1800mではハイペースの扱いになっても、マイルではミドル
ペースの扱いになりやすい。
実際に前走のファイナルSでもかなりスローに流れているし、これまでも前半
34秒台は稀という履歴を示していて、やはり今回も、前半はミドルペースから、
道中~上がりの持続力勝負を想定しておきたい。

◎サンディエゴシチー
早い段階から持続力を発揮していた馬だが、長い距離を使われていた昨年は
なかなか結果を出せずに、前走のマイル戦でやっと本来の実力を示したという
臨戦過程で、やはり短い距離の一貫した流れの方が合っていそうなタイプ。
前走では直線の加速の部分で少し遅れを取っていたので、徐々に加速する形の
京都に替わるという点でも、今回は更なる前進が期待できそう。

○ガルボ
ハイペースの方に傾いて地力勝負となると厳しいかもしれないが、ミドルペース
からの持続力勝負は得意で、勝ち切るまでのイメージにはどうしてもならない
ものの、好位から残る可能性は十分ありそう。

▲リーチザクラウン
G1などマイルの本当に厳しい流れでは(個人的に)疑問を持っているのだが、
この程度の流れでそれなりに上がりのスピードが必要な展開となれば、さすがに
ある程度対応はしてきそう。
評価としては3番手としたが、突き抜けられても仕方ない…という感覚はある。

注ライブコンサート
昨年勝利した時もそうだが、掲示板を確保したG1でも、基本的にハイペースを
地力で浮上する形での好走が多く、今回そこまで引っ張られる展開かどうか。
もちろん積極策であれば可能性は十分あるが、展開次第では切れ負けもあり得る
という場面なので、これ以上の評価にはしづらい部分がある…。

△シルポート
持続力に関しては当然高いものを持っている馬で、今回もマイペースで行けると
すれば、ある程度上位に残る可能性は十分ある。
ただしマイルだとスピードという点で、このメンバーを抑え切れるか少し微妙。

△ショウリュウムーン
前走でもシルポートの作る流れにある程度対応して、しっかりと持続力を発揮
出来ているし、マイルに替わるここではもう少し出来てもいいという気はする。






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