2011年1月24日月曜日

AJCC回顧 2011


レース総括
■超スローからのロングスパート戦
■末の持続力が問われた


AJCC結果
トーセンジョーダン2.14.2 34.7 05-05-04-03
ミヤビランベリ2.14.3 35.2 01-01-01-01
ネヴァブション2.14.4 34.4 10-10-10-07
コスモファントム2.14.5 35.0 03-04-04-03
ダイワジャンヌ2.14.5 35.0 06-05-04-06
マルカボルト2.14.5 35.3 02-02-02-02

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:35.1
前半1000m:63.4
13.0-11.9-13.0-12.8-12.7-12.5-11.8-11.4-11.5-11.3-12.3




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半が相当に遅くなり、向正面に入ったところまでは
完全に平均を下回る展開、その後ラスト5Fで一気にペースが上がり、そこから
上がりの部分では速いスピードを維持しつつ、ラスト1Fだけ少し落ちる形。

とにかく今回の特徴は前半部分の遅さで、持久力に関してはあまり高いものが
問われなかったと言える。
ただし上がりの部分はロングスパートの形になっているので、末脚の持続力は
しっかり問われて、単純に前残りのスロー戦という訳ではなかったように思う。

今回の展開では、地力の面でこの先にどこまでつながるかは微妙だが、長い脚を
使うという適性面では、十分に1つの裏付けとなっていきそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

トーセンジョーダン
形としては今回は少し控えた競馬に戻った訳だが、スローからのロングスパート
という(結果的に)前走に近い展開になったのだから、ここを押し切ったことは
当然とも思える。
今回はそれ程問われなかったが、この馬の場合は持久力という点でもしっかりと
した裏付けを持っているだけに、今後の活躍には当然期待できる。

ミヤビランベリ
スローの楽逃げという形なので、展開的には恵まれた部分ももちろんあるが、
終いの部分では本来の持続力を十分に発揮した内容。
これで状態面でもある程度戻っていることが確認できた格好なので、次戦以降
(切れが問われる舞台では注意が必要だが)適鞍では積極的に狙いたい感覚。

ネヴァブション
スローの展開を後方からの競馬になったこと自体は、終いの部分ではかなり長い
脚が問われたことを考えると、むしろ恵まれた可能性もなくはないが、それでも
この馬自身はかなりの持続力を発揮している内容。
この先も適鞍(一瞬の切れが問われない舞台)では常に注目しておきたい。

コスモファントム
斤量面でもある程度恵まれて、絶好とも思えるポジションで勝負所を迎えた格好
だったので、ラストはやや物足りない内容…と感じるのは仕方のないところで、
今回は適性面で多少のズレがあったように思う。
やはりこの馬は溜め→切れを活かせる舞台(展開)でこそという気はする。


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