レース総括 |
■ハイペースからの地力勝負 |
■持久力&持続力が問われた |
フェアリーS結果
1 | ダンスファンタジア | 1.33.7 | 36.0 | 07-08-05 |
2 | スピードリッパー | 1.34.1 | 36.6 | 04-06-02 |
3 | アドマイヤセプター | 1.34.1 | 36.8 | 04-03-02 |
4 | ピュアブリーゼ | 1.34.3 | 36.8 | 04-06-05 |
5 | ヤマノラヴ | 1.34.5 | 36.8 | 09-08-08 |
天候:晴 芝:良
上り4F:48.6 3F:36.6
前半4F:45.1
12.3-10.6-11.1-11.1-12.0-12.2-11.9-12.5
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半かなり速く、道中もなかなかスピードが落ちない
展開で、完全に前傾の形になっている。
とにかく今回の特徴は前半~道中の速さで、(馬場差はもちろんあるだろうが)
古馬OPクラスの平均を超えるようなペースで流れて、終いの部分は完全に
持久力&持続力の戦いというレースだった。
同じようにハイペースで流れた昨年は1頭で飛ばす形だったが、今年の場合は
ある程度馬群が固まっていたため、より地力勝負という意味合いが強く、それで
いて上がりは上回っているのだから、レベル的にも高かったように思う。
この内容であれば上位馬の地力は信頼できて、当然この先にはつながると考えて
いいはずで、他に決め手などの裏付けさえあれば、春の活躍は十分期待できる。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ダンスファンタジア
上位の中では展開的に恵まれた方ではあるが、それでも道中で押し上げる形から
終いまでしっかり脚を残せていて、パフォーマンスとしてはやはり高い。
とりあえず今回でやっと地力の面での裏付けが取れたという雰囲気で、決め手
などは既に示している馬だけに、あとは本当に折り合い面だけ。
その意味で桜花賞親子制覇に関しては、同じように気性的な問題を抱えていた
母親は、ハイペースになりやすかった改修前のコースで勝利したのに対して、
この馬の方は、コース改修で折り合い面がより重視される展開をこなす必要が
あるだけに、微妙なところではある…。
スピードリッパー
道中もある程度脚を使い、勝負所でも積極的に押し上げていく内容で、終いでも
アドマイヤセプターをしっかり競り落としているのだから、地力の高さは十分に
示したと言える。
この先は速い上がりという部分の裏付けがもう少し欲しいところだが、好位から
持続力を発揮する形での活躍は十分期待できそう。
アドマイヤセプター
前半部分でかなり脚を使った形で、その内容でしっかり上位に残ったのだから、
地力の高さは間違いない。
ただし春以降の戦いを見据えると、道中での溜めがどうしても必要になるので、
折り合い面での前進はやはり欲しいところ。
とりあえずはフィリーズレビューあたりに出てくれば期待はできそう。
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