レース総括 |
■少し落ち着いた流れからの上がり勝負 |
■スピード持続力が問われた |
根岸S結果
1 | セイクリムズン | 1.23.0 | 35.0 | 07-07 |
2 | ダノンカモン | 1.23.2 | 35.4 | 05-05 |
3 | ダイショウジェット | 1.23.7 | 35.4 | 09-09 |
4 | エーシンクールディ | 1.24.0 | 36.4 | 03-03 |
5 | ティアップワイルド | 1.24.3 | 36.7 | 03-03 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.7
前半3F:35.2
12.4-11.2-11.6-12.1-12.0-11.8-11.9
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや遅いくらいの流れで、道中は
一旦落ち着く展開となり、勝負所で少し加速しつつ、ラストまで速いスピードを
維持する形。
今回の特徴はやはり比較的ゆったり流れた前半から、上がりがかなり速い展開に
なったことで、終いを粘る持久力というよりも、スピード持続力が重要なレース
だったと言えそう。
このような展開だと、普段なら好走馬の地力を疑って掛かりたくもなるのだが、
今回の上位陣の顔ぶれを見れば、実力がしっかり反映されたようにも思えるし、
距離延長のG1を見越した場合、適性的には案外つながりそうな気もする…。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
セイクリムズン
同舞台で圧勝した霜月Sとは違って、速い上がりをきっちり差し切るという内容
だったが、パフォーマンスとしては高いものだったように思う。
むしろ前傾を地力で押し切る形よりも、しっかりと速い脚を使って勝ち切った
ことは、フェブラリーSに向けては好材料とも言えそうで、本番も相手次第では
注目しておきたい感覚。
ダノンカモン
前走や武蔵野Sでもそうだが、基本的に上がりの速い形は得意なので、今回も
十分に持ち味を発揮した内容だったと言えて、当然この先も期待はできる。
ただしG1だと単純に地力が足りない可能性はあるが…。
ケイアイガーベラ
この程度の流れならば、当然のように35秒台の上がりを使っていいはずなので、
またしても不可解な敗戦。
しかも今回の場合、美浦滞在ということだっただけに遠征による状態面の問題に
逃げる訳にもいかないし、言われているような左回りという一言で片付けるには
鞍上も感じていない模様で納得はできない。(元々これは個人的にも否定的)
となれば、直線の坂の位置の違いなどによる脚の使い所の問題か、長い直線を
伸び切る(伸び切れない)という適性の問題か、そもそも全く別の問題か…。
今回ハイペースで飛ばす形なら、もう少し判断しやすかったように思えるが…。
とにかく久々の研究課題、しばらく悩みながらも楽しみたい…という感覚。
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