2011年3月6日日曜日

弥生賞展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.8-11.6-12.7-13.5-13.0-13.0-12.7-12.5-12.1-12.2
2009 12.4-11.3-12.2-13.0-13.1-13.0-12.7-12.2-11.5-12.1
2008 12.2-11.5-12.4-12.8-12.9-12.5-12.3-11.7-11.3-12.2
2007 12.3-10.6-11.6-12.8-12.5-12.6-12.9-11.8-11.7-11.7
2006 12.4-11.3-12.5-12.6-12.4-12.0-12.7-12.3-11.7-11.6
2005 13.0-11.9-12.5-12.3-12.5-12.6-12.5-11.6-11.4-11.9
2004 12.6-11.8-12.1-12.2-12.2-12.3-12.5-11.6-11.3-11.9
2003 12.6-11.0-11.8-12.3-12.0-12.0-12.7-12.7-12.5-12.7
2002 12.7-11.8-12.4-13.3-13.0-12.3-11.9-11.5-11.4-11.7
2001 13.1-11.6-12.5-12.4-12.1-12.2-12.6-13.0-12.2-14.0

過去10年の平均ラップタイム
12.61-11.44-12.27-12.72-12.57-12.45-12.55-12.09-11.71-12.20
2.02.61




傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースで流れ、道中は基本的には
しっかり緩む展開、ラスト3Fから徐々に加速していって上がりのやや速い形。

この展開では、この水準の道中ならどの馬もある程度耐えられるので、やはり
終いの部分で如何に主張できるかというのが重要で、勝負所での切れと末脚の
持続力が何よりも必要となる。

脚質的にもこの流れなので基本的には前の馬が有利だと言えて、ある程度好位
から決め手を発揮できるタイプを中心に考えておきたい。

また本番を見据えた場合、皐月賞は前半-道中-上がりの全てにおいてこのレース
よりもかなり高い水準になっていて、ここでは突き抜けられるくらいの能力が
なければ、なかなかつながりにくくなっている。

したがって弥生賞→皐月賞の連勝があり得るかどうかは、本当にその馬が
歴史的な名馬かどうか…ということを考えれば、ある程度容易に分かること
なのかもしれない。


好走の条件
・切れ&持続力を持っていること


予想

◎サダムパテック
決め手に関しても地力に関しても、十分な裏付けを持っている馬なので、ここで
勝ち切る可能性はかなり高そうにも思える。
単純にここでは気性的な成長があるかどうか…という1点に注目したい感覚。

○オールアズワン
切れという部分では不安のある馬だが、地力では当然上位の扱いができるはず
なので、徐々に押し上げて行ける中山であれば、やはり浮上はしてきそう。
ここは単純に位置取りさえ間違わなければ、勝ち負けの付近にはいるだろう。

▲プレイ
前々走・京成杯では、かなり厳しい展開を好位から残って一定の地力は見せて
いるし、前走やホープフルSで見せた好位からの溜め→切れという内容はここの
展開にはつながりそうな雰囲気。
速い上がりがないので押し切るまでは無理でも、上位に残る可能性は高そう。

注デボネア
前走では厳しい流れをしっかり浮上出来ていて、単純な地力の比較ではここでも
当然上位の扱いでいいはず。
ただし切れ負けの可能性は否めないので、積極的に攻める内容であれば。

△ウインバリアシオン
切れ負けの前走はともかく、道中の水準が高かったラジオNIKKEI杯2歳Sでも
オールアズワンにしっかり負けていることを考えると、ここではこれ以上の高い
評価にはしづらい。
そもそもタイプ的に中山が合うようにも思えない。

△ショウナンマイティ
前走の内容の内容がそのまま示せるのであれば、ここでも上位争いしてもいい
だろうが、ラジオNIKKEI杯2歳Sのように、道中で脚を使う形になった場合の
不安はどうしても感じるタイプ。





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