2011年4月7日木曜日

日経賞@阪神競馬場回顧 2011


レース総括
■道中徐々に加速していく形からのロングスパート戦
■持久力&末の持続力が問われた


日経賞結果
トゥザグローリー2.25.4 34.2 04-04-04-03
ペルーサ2.25.8 34.3 06-06-06-06
ローズキングダム2.25.9 34.7 05-05-04-03
マイネルキッツ2.26.2 34.8 08-08-06-06
エーシンジーライン2.26.3 35.4 01-01-01-01

天候:曇 芝:良
上り4F:46.0 3F:34.5
前半1000m:62.7
12.6-11.4-13.4-12.9-12.4-12.5-12.3-11.9-11.5-10.8-11.4-12.3




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はかなりゆったりした流れになり、道中は徐々に
ペースが上がっていく展開で、勝負所での仕掛けも早く、ラストは右肩下がり
という形になっている。

今回の場合、スタート直後が速くないとは言っても、レース途中からはなかなか
息を入れられずにそのまま勝負所へ突入していったイメージの、サバイバル的な
印象の強い展開だったために、やはりこれは高い持久力が問われたと言えそう。

そしてラスト3Fを頂点とするラップ構造が示すように、上がりはロングスパート
の形になっていて、切れというよりも末脚の持続力が重要なレースだった。

この内容であれば、勝ちタイムは特別速くはないものの、適性面からも天皇賞に
対しては十分つながると考えて良さそうで、圧勝の勝ち馬は当然その有力候補
ということにはなりそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

トゥザグローリー
ロングスパートの形になったことで、持ち前の持続力を発揮できたという部分も
あるとは思うが、京都を舞台とする天皇賞を考えると、むしろこの展開を押し
切ったことに価値があり、地力圧倒のイメージのままにこの結果を捉えたい。
当然本番でも期待していいはずで、今のところ不安要素は見当たらない。

ペルーサ
前半しっかり溜めた印象ではあるが、道中~上がりに掛けてのパフォーマンスに
関しては十分という内容で、持ち前の持久力&持続力を示した形。
今回は休み明けという部分もあったので、当然次戦では前進を期待していいと
思うが、勝ち馬に対しては、未知の伸びしろに期待というだけでは、安易に逆転
…などとはさすがに言えない。

ローズキングダム
斤量を背負って、積極的に攻めた内容でもあったので、この結果は仕方のない
部分もあると思うが、結局天皇賞では58kgを背負う訳なので、それを克服して
いない状態で期待する…というのは少し難しい印象。
場合によっては57kgで出走できるところまで待った方がいいのかも知れない。

マイネルキッツ
久々のレースで、道中で相当に追い掛けた内容でこの結果なら十分だし、持久力
&持続力は相変わらず高いものを持っている。
当然本番では1度叩いての上積みが期待できるだろうし、昨年と比べれば相手は
かなり強くなるが、今年も十分期待できそうな雰囲気。


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