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2011年5月22日日曜日

オークス展望 2011


予想
スローからの上がり勝負が基本の舞台だが、結局のところ毎年切れというよりも
地力が物を言った…という結果になるのがオークス。
今回のメンバーを見ても飛ばしていくような馬はいないが、前例に倣って地力&
(一定の)決め手ということで選べば、それを満たしているのは、何はともあれ
桜花賞組…ということになる。

◎マルセリーナ
持久力&持続力&切れを一応しっかり示しているし、元々中身で勝負するタイプ
ということを考えれば、距離延長はむしろ歓迎のはず。
人気だからと言って嫌ったりする必要性は全く感じない。

○ホエールキャプチャ
マルセリーナ同様に、前走で3拍子揃った内容を示しているし、クロフネ産駒の
中でも溜め→切れが発揮できるタイプの馬なので、距離もこなしてくるはず。
この馬もここで"下げる"裏付けには全く乏しい。
(2頭に関しては正直ほとんど書く事もない…)

▲ピュアブリーゼ
前走は厳しい流れを好位から進めて、道中でも押し上げる内容を示していて、
それでいて直線で早め先頭に立つ形からタイム差なしに粘ったというのなら、
とりあえずフローラS組から拾うならこの馬だろう。
スタミナ的なところで言えば、葉牡丹賞で早い時期から一定のものを発揮して
いるし、極端な上がりは使えなくてもある程度溜めが効くので、タイプ的にも
この舞台は合っていそう。
ここは積極策からの粘り込みに期待したいイメージ。

注ハブルバブル
まずは桜花賞に至るまでのレースの中でも、指折りの厳しさだったフラワーCで
持久力&持続力は示しているし、その桜花賞では直線でまともに追えない場面も
ありながら、最後は一応浮上して来ている。
タイプ的にも、12秒を切るようなスピードの中での勝負よりも、長くゆったり
走った方がイメージは合いそうだし、ここは前進を期待したくなる。

△メデタシ
前走は上位の中でも道中かなり積極的な内容を示していて、それでいて最後まで
止まらない形での4着なら、なかなかの持続力を発揮したと言えそう。
一瞬の切れという点では結構な不安がある馬なので、内枠に入ったものの捌いて
来れるのか?という懸念も湧くが、結局地力のある馬しか浮上できない…という
ことなら、最終的には上位に顔を出しそうな雰囲気ではある。

△エリンコート
データ的に見ると、このメンバー相手に自信を持って主張できる裏付けはないが、
前半引っ張られる展開でもしっかり浮上は出来ていて、持久力に関しては一定の
評価をしてもよさそう。
あとは決め手の部分で、自身より上の内容を示す馬が何頭いるか…という問題。

△グルヴェイグ
道中のペースに即した、安定した脚を常に使っていることから、一定の持久力を
備えていることは匂わせていて、(少し過剰に思える)人気相応の結果…という
可能性も確かにあるのかも知れない。
ただし上位の馬と比較すると、さすがに裏付けで足りない印象は否めない…。

☆バウンシーチューン
前走は厳しい流れをしっかり浮上して、一定の地力は示した格好だが、展開的に
嵌った部分もやはりありそうで、ここで推すにはもう少し突き抜けていて欲しい
…という印象。

☆マイネソルシエール
前走では一定の持久力を示しているが、それだけで何とかなる相手ならともかく、
このメンバーではやはり上がりの部分で分が悪くなりそう。





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