2011年6月3日金曜日

安田記念の傾向 2011


安田記念過去8年のラップタイム
(改修後の)過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2010(ショウワモダン:1.31.7)
12.0-10.7-10.9-11.3-11.4-11.3-11.7-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.4
前半4F:44.9
勝ち馬コーナー通過:10-08
勝ち馬上り3F:34.6


2009(ウオッカ:1.33.5)
12.0-10.6-10.8-11.9-12.1-12.1-11.6-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:36.1
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:07-05
勝ち馬上り3F:35.7


2008(ウオッカ:1.32.7)
12.1-11.1-11.4-11.6-11.7-11.4-11.4-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.8
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:03-04
勝ち馬上り3F:34.0


2007(ダイワメジャー:1.32.3)
12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.8
前半4F:45.9
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:34.4


2006(ブリッシュラック:1.32.6)
12.4-11.0-11.4-11.6-11.7-11.5-11.4-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
前半4F:46.4
勝ち馬コーナー通過:10-09
勝ち馬上り3F:33.8


2005(アサクサデンエン:1.32.3)
12.2-10.7-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.9
前半4F:45.6
勝ち馬コーナー通過:08-08
勝ち馬上り3F:34.3


2004(ツルマルボーイ:1.32.6)
11.9-10.4-11.4-11.9-11.9-11.3-11.6-12.2

天候:雨 芝:稍重
上り4F:47.0 3F:35.1
前半4F:45.6
勝ち馬コーナー通過:16-14
勝ち馬上り3F:34.0


2003(アグネスデジタル:1.32.1)
12.1-10.9-11.5-11.5-11.7-11.2-11.5-11.7

天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.4
前半4F:46.0
勝ち馬コーナー通過:09-08
勝ち馬上り3F:33.7


過去8年の平均ラップタイム
12.13-10.76-11.19-11.66-11.74-11.44-11.50-12.06
1.32.48




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半が速くなって道中は(緩む訳ではないが)
一旦落ち着く形で、上がりではもう一段加速するという展開。

このレースで最も特徴的なのは、何と言っても前半の速さであり、半マイルが
45秒台というのも全く珍しくはない。
その分、改修前ほどは道中の厳しさがなくなってきているのだが、それでも
前がこれだけ速くなれば当然かなりの持久力が必要となってきて、前半で
しっかりと溜めてから末脚に賭けたいタイプの差し馬が直線不発に終わる
ケースも少なくない。

また(このブログでも何度も書いているが)改修後の東京のレースは仕掛けが
ラスト3F目からと(改修前と比べて)かなり早くなる傾向があるために、当然
末脚の持続力を持っていることも重要になる。

したがってここでは、多少切れ味で劣っていたとしても、持久力が高くて、
最後まで止まらないタイプの馬が、最終的には上位に浮上する可能性が高く、
とにかくまずは地力を重視しておきたい。
そしてその点をクリアしていることを前提とした上で、勝負所で優位に立てる
ような切れを備えている馬が最後は勝つ…というイメージで、その順序だけは
間違いのないようにしたいところ。


好走の条件
・高い持久力が必要(大前提)
・末脚の持続力があること

勝ち馬の条件
・上記条件に加えて切れがあること





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