2011年7月27日水曜日

函館記念回顧 2011


レース総括
■前半速く、道中~上がりで徐々に加速していく展開
■持久力が問われた


函館記念結果
キングトップガン2.00.3 35.3 08-06-09-08
マヤノライジン2.00.3 35.6 03-03-04-02
アクシオン2.00.6 35.5 12-09-11-12
メイショウクオリア2.00.6 36.2 01-01-01-01
コロンバスサークル2.00.6 35.7 06-06-07-05

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:35.9
前半1000m:59.7
12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半速く、道中は一旦落ち着いて、そこから勝負所に
掛けて徐々にペースアップしていく展開で、ある程度のスピードを維持したまま
ゴールを迎える形。

今回の特徴は、まずは前半の速さだと言えて、小回りということもあって1角で
前に馬が殺到して、ほとんどの馬がその部分でしっかり引っ張られているため、
やはりある程度高い持久力が問われたはず。

また道中でも一瞬緩む場面はあったが、展開的には常に加速していく形になって
いて、十分には息を整えられないまま勝負所に突入したイメージで、余計に高い
持久力を備えた馬に向いた格好になった。

この内容ならば、当然上位の地力はある程度信頼してよさそうだが、例えばこの
まま北海道に滞在して札幌記念を目指すと考えた場合、道中~上がりに掛けての
スピード&持続力という点で適性的に多少異なってくるため、(そもそも出走
メンバーのレベルも違うが)一概に有力だとは言い切れない部分もありそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

キングトップガン
勝負所まで内からじっくり進められたということも大きいが、前走に引き続き
持ち前の持久力を十分に発揮した内容。
当然次戦以降でも、速い脚を問われないような舞台であれば十分活躍を期待でき
そうだが、タイプ的にトップスピードの持続というイメージとは少し違うので、
(この先の取捨を考える場合)その点は注意深く扱いたい…という感覚。

マヤノライジン
好位の内から抜け出しを計った形で、展開&この馬の適性を考えれば完璧な騎乗
だったが、それでも差されるのであれば仕方がない。
この馬にとってこの舞台はベストに近いところなので、この先、もう1度活躍を
期待できる場面がやって来るかどうかは微妙だが、とりあえず年齢を理由にして
切るというようなことは、まだまだ考えなくても良さそう。応援はしたい。


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