2011年8月26日金曜日

レパードS回顧 2011


レース総括
■前半速く、道中は緩んで、上がりでしっかり加速する展開
■持久力(&切れ)が問われた


レパードS結果
ボレアス1.52.0 36.7 12-10-11-07
タカオノボル1.52.3 37.4 03-03-04-04
タナトス1.52.3 37.7 02-02-02-01
タガノロックオン1.52.3 37.5 08-09-03-02
ダートムーア1.52.3 36.9 14-13-12-10

天候:曇 芝:稍重
上り4F:49.8 3F:37.4
前半1000m:62.2
12.2-10.8-12.3-13.7-13.2-12.4-12.8-11.9-12.7




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半かなり速く、道中は一旦しっかり緩む展開、その後
向正面~3コーナーでペースアップして、勝負所でも十分な加速を示している。

今回の特徴はまずは前半の速さで、最後方の馬でもこの部分である程度しっかり
引っ張られているため、持久力を備えているということが重要だった。
(心肺機能など、最も純粋な性能が優れた馬が浮上したイメージ)

また道中はかなりゆったりと流れたため、持続力という点ではそれ程厳しくは
問われず、この先、距離短縮や阪神1800を目指す上では、少し適性的なズレが
生じる可能性があり、他のレースによる裏付けが必要になるかも知れない。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ボレアス
前走に引き続き、前半でしっかり引っ張られる展開を浮上して持久力を発揮した
内容で、上がって来る場面もなかなかの切れを見せつけた。
この展開に関しては(おそらく鞍上と共に)得意なパターンなので、目新しい
点はあまりなく、今後に関しては、スピード(持続力)への対応という部分で、
どこまで出来るかを見極めたいイメージ。

タカオノボル
前半でしっかり脚を使う形から、最後も勝ち馬にはアッサリ抜けられたものの、
前はキッチリ捕らえて、十分な地力を示した内容。
今回は結局分からなかったが、この先はやはり道中が速くなり、それにどこまで
耐えられるか…という部分に注目したい。

タナトス
これまで芝を含めても前3F:37秒台という馬が、いきなり35秒台で走っている
というだけでも完全にパフォーマンス更新という雰囲気で、内容的にも最後の
部分でしっかり踏ん張っていて、十分な持久力を発揮した形。
当然これはフロックとかではないので、この先もしっかり注目したい感覚。

タガノロックオン
道中で掛かっただけかとも思ったが、鞍上の話では積極的に行った…ということ
なので、(この展開でその感覚は謎だが)最後甘くなっても仕方のないところ。
この馬に関しては、持久力&持続力の両方に一定の裏付けを持っていて、一応
今のところは適性面の穴が少ない…という扱いで、とりあえずここは次戦での
巻き返しに早速期待したいイメージ。

ダートムーア
スタートで立ち遅れたことで、前半の速い部分は結果的に受け流した格好には
なったが、その分かなり後方から追い掛けたことで道中では脚を使っていて、
ある程度の持続力は発揮した内容。とりあえずもう1戦見たい。


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