2011年8月31日水曜日

キーンランドC回顧 2011


レース総括
■前半が相当速く、最後はラップがかなり落ちる展開
■持久力が問われた


キーンランドC結果
カレンチャン1.08.6 35.5 02-02
ビービーガルダン1.08.6 35.2 06-03
パドトロワ1.08.6 35.6 02-01
ケイアイアストン1.08.8 35.1 10-08
ショウナンカザン1.08.8 34.8 13-14

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:35.6
前半3F:33.0
11.8-10.3-10.9-11.5-11.8-12.3




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半相当に速くなり、2F目以降はほぼ一直線にラップが
落ちていく展開。かなりの前傾レース。

とにかく今回の特徴は、このレース(舞台)としては珍しく極端なハイペースで
流れたことで、完全に持久力勝負というレースだった。

脚質的には、好位からの馬が馬券圏内を占めているものの、やはりこの展開では
前の馬には厳しかったはずで、そう考えれば、余計に上位陣のパフォーマンスの
価値は高く、秋にも必ずつながっていきそうな雰囲気。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

カレンチャン
後ろから58kgを背負った馬が迫っていたくらいなので、相対的には斤量に助け
られているようにも見えるのだが、好発から、ハイペースを受け流すことなく
それにしっかりつき合い、直線では一旦突き放して(それだけの余力を示して)
粘り込んだという内容で、これはもう普通に強い内容。
当然秋も主役争い…と考えていいはず。

ビービーガルダン
1歩引いた好位からではあったが、自身もしっかり引っ張られる形から、最後
ジワジワ浮上したという内容で、さすがの地力を示した格好。
単純にスピードだけで考えると、どうしても以前ほどのキレは感じないのだが、
展開が厳しくなりさえすれば、G1に出走するだけ…程度のレベルに対しては、
やはり格上の力を見せつけられる…というのが現状のイメージ。
したがってスプリンターズSにおいても、勝ち負け…まで出来るかは微妙でも、
その近くには必ずいそうな雰囲気は感じる。

パドトロワ
ハイペースからの持久力勝負…という自身の得意な展開ではあったが、厳しい
展開で終始外々を回り、直線でも一旦突き放されながら最後は差を詰めていて、
高い地力を示した内容。
出来ればこの舞台で、もう少し上がりの速い展開にどこまで対応してくるかを
判断したかったのだが、その見極めは次戦以降の課題としておきたい。


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