レース総括 |
■ゆったりした流れからの、2段階スパート…という展開 |
■切れ&末の持続力が問われた |
朝日CC結果
1 | ミッキードリーム | 1.59.6 | 34.4 | 05-05-05-05 |
2 | エーシンジーライン | 1.59.6 | 34.8 | 02-02-02-02 |
3 | レディアルバローザ | 1.59.6 | 34.2 | 07-07-07-07 |
4 | ヤマニンキングリー | 1.59.6 | 34.5 | 04-04-03-03 |
5 | サンライズマックス | 1.59.7 | 34.1 | 09-09-08-08 |
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.9
前半1000m:61.1
12.5-11.1-12.8-12.6-12.1-11.8-11.8-11.5-11.1-12.3
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ゆったり入り、1~2コーナーで一旦しっかり緩む
展開、その後向こう正面でペースアップしつつ、勝負所でも徐々に加速して行き
→最後は減速…という形。
今回は、前半部分が遅くなり、基本的には上がりに偏ったレースだと言えるが、
道中の(ジャブ的な)早めの仕掛けと、勝負所での(徐々にではあるが)力を
しっかり解放する仕掛けという、2段階スパートのような展開になっており、
最後は脚を使い切る格好で、一定の地力が問われたイメージ。
この展開だと適性的には、勝負所で遅れを取らない程度の切れ&終いの持続力が
問われたはずで、内容的に単純な上がり勝負という訳ではなかったことから、
十分この先の参考にはなりそうな雰囲気。
ただし前半引っ張られて、最後に余力が残るかどうか…という、真の持久力の
部分では、例えば天皇賞目標と想定すると、裏付けとしてはさすがに薄いため、
その点は、他のレースでのパフォーマンスも併せて考えたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ミッキードリーム
道中でペースアップしたのは前の馬の方が早かったものの、トップスピードに
乗ったという意味で、この馬の方が早仕掛けの扱いで、それでいて最後は無理
矢理くらいのイメージで差し切っており、地力の高さは十分感じられる内容。
とにかく"筋力"方面での強さは間違いなく、あとは純粋に持久力(心肺機能、
有酸素運動能力)の方面でどこまで出来るか…という点に注目したい。
それによってこの馬の"格"を見極めたい。
エーシンジーライン
番手から、早めに並び掛ける形で、最後まで良く粘っていて、持ち前の持続力は
十分に発揮している内容。
それでも今回に関しては、前半を楽に進められた部分は大きいので、この先は
どうしても条件を選ぶことになりそう。
その点はしっかり見極めた上で…という感覚。
レディアルバローザ
開幕馬場で、後方からしっかり浮上した…という内容ではあるのだが、前の馬が
段階的にペースを上げていく中で、この馬はそれをじっくり見る形だったので、
展開的にはむしろ恵まれた方と言えるのかも知れない。
どちらにしてもこの馬の場合、道中長くゆったり進めるというよりも、もう少し
展開的にスピードに寄った方が良さが出そうなので、この先は距離短縮であれば
前進、延長ならばやや割り引いて考えたいイメージ。
ヤマニンキングリー
上記の展開的に言えば、1段階目のスパートにしっかりついて行き、最後も良く
粘ったという内容で、この馬の適性を考えると好騎乗だったと言えそう。
ただしこの馬の場合、中央の広くて長い直線というのは適性的に合わないため、
適鞍というのが難しいところだが、この先も注目はし続けたい…という感覚。
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