過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2010 12.8-11.4-11.6-13.7-12.5-12.8-12.6-12.3-11.6-13.1
2009 12.6-11.4-11.7-13.8-13.1-12.5-12.2-12.4-12.3-12.5
2008 12.2-10.9-11.0-13.7-13.1-13.2-12.3-12.5-12.3-12.6
2007 12.3-11.2-11.0-14.2-13.8-13.0-12.4-12.4-12.0-12.8
過去4年の平均ラップタイム
12.48-11.23-11.33-13.85-13.13-12.88-12.38-12.40-12.05-12.75
(0.28 -0.24 -0.38 -0.24 -0.53 -0.30 -0.17 -0.08 -0.33 -0.26)←バラつき
2.04.45
傾向
ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなっていて、道中はコーナー部分で
一旦しっかり緩んだ後、徐々に加速していく展開で、ラスト4Fからある程度速い
ラップを刻んで、最後だけ少し落ちる形。
ここの特徴はとにかく前半の速さで、その部分でかなり引っ張られることから、
後半に余力を残すためには高い持久力が必要になり、上がりの部分に関しても、
ある程度長い脚が必要な形になっているために、末脚の持続力が問われる。
またレース全体の展開で言えば、道中が落ち着いてから上がりでしっかり加速…
という形なので、"溜めが効く"というのも1つの重要な要素になり、スピードに
偏ったマイラー的な強さを示している馬の扱いには、十分注意しておきたい。
好走の条件
・高い持久力があること
・末脚の持続力が必要
予想
◎タナトス
レパードSのハイペース戦では、先行争いを演じながらも最後まで良く粘って
いるし、前走のロングスパート戦でも、最後しっかり前を捕らえていて、ここの
展開に対する適性は十分ありそう。
今回はタガノロックオンに対して2kgのハンデを貰えているし、好位内から抜け
出す場面は十分想像できる。
○タガノロックオン
どちらかと言うとこの馬は、レースを通して持続力を発揮する形の方が合って
いるとは思うが、JDDやレパードSでもしっかり浮上できているので、溜め→
切れという展開でも十分戦えるはず。
当然、ここも人気通り勝ち負けだと思うが、この馬から見るとタナトスの52kgは
随分軽く感じる…。
▲フサイチセブン
ここの展開に関しては、この馬の雅Sでのパフォーマンスを持ち出せば、それに
敵う相手はこのメンバーにはいない。
それでも今回の場合、トップハンデ、復帰後徐々に距離延長してきた臨戦過程、
斤量の軽い3歳馬の存在…と、強くは推し切れない条件が揃い過ぎの印象。
注キングスエンブレム
昨年の勝ち馬でもあるし、元々道中淀みなくスピードで走り切るというよりも、
溜め→切れを活かしたいタイプなので、この舞台自体が合っている。
単純にここは、休み明けの状態次第に思える。
△ドリームライナー
速い前半からの溜め→切れ…という展開のアルデバランSが前走で、その展開で
逃げてしっかり3着を確保しているというだけで、ここでは当然有力候補。
この手の展開に対しては、1度しっかり叩いてからの方が…とは思うが、上位に
残る可能性は一応考慮しておきたい。
△ウインペンタゴン
前走はハイペースを好位からしっかり残って、地力は十分示した内容だったが、
ここの展開に対しては、速い前半→道中で落ち着くという形のベテルギウスSや
ブリリアントSで、もう少し何か出来ていて欲しいイメージ。
☆ピースキーパー
ある程度積極的に行けば、ここの展開はこなせていいタイプだが、過去の内容
から考えると、この相手だと頑張っても掲示板くらいまでが妥当な印象。
×アドマイヤダンク
元々はここの展開はこなせていいタイプだが、現状いきなり何か出来る状態では
さすがになさそう…。
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