過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2010 12.3-10.9-11.6-11.8-11.4-12.1-12.2
2009 12.2-10.7-11.6-12.0-11.9-11.3-11.5
2008 12.4-11.4-12.3-12.8-12.2-11.3-11.3
2007 12.5-10.9-11.0-11.2-11.3-11.6-12.6
2006 12.5-11.0-11.4-11.1-11.2-11.4-11.7
2005 12.1-10.9-11.7-11.7-11.5-11.2-12.3
2004 12.6-11.1-11.8-11.5-11.5-11.6-11.5
2003 12.4-11.3-11.9-11.9-11.6-11.8-11.7
2002 12.5-11.1-11.5-11.6-11.9-12.1-11.5
2001 12.1-11.0-11.4-11.5-12.3-12.2-12.1
過去10年の平均ラップタイム
12.36-11.03-11.62-11.71-11.68-11.66-11.84
1.21.90
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れで、その後は道中
~ラストまで一定のスピードを維持する形。
この舞台の特徴と言える、4F目の速さに注目してみると、アストンマーチャンが
勝った2006年、オディールが勝った2007年の2回は飛び抜けて速いものの、他の
年は3F目のスピードを維持するか、少し緩むといった具合。
したがってこのレースでは、道中で脚を溜めて直線での切れ味で勝負するような
タイプでも全くダメという訳ではなく、一定以上の地力を持っていればある程度
克服可能な水準だと言える。
ただしやはりこの時期の牝馬だけに、単純に一貫した淀みのない流れ…という
だけでも厳しくなる馬もいるはずで、持続力を持っている馬が中心になることは
間違いない。
好走の条件
・スピード持続力を持っていること
予想
◎エイシンキンチェム
ダリア賞は外を回しつつ、積極的に浮上していく形ながら最後までしっかり伸び
切っていて、その持続力は認められるし、直線のパフォーマンスからはまだまだ
余裕が感じられた。
前走から少し間隔は空いたものの、ここは素直に前進に期待したいイメージ。
○ビウイッチアス
前走は好発から道中溜めを効かす形で、最後もしっかり伸び切ったという内容
だったし、そのレースのレベル自体もまずまず高そうで、持続力は十分示したと
言えそう。大外枠はマイナスだが、ここは注目しておきたい。
▲タガノルミナーレ
前走は新馬戦としてはまずまずの好内容だったし、体がしっかりしていそうで、
最後まで止まらないイメージ的にも、持続力は問題なさそう。
とりあえずは1度叩いてどれだけパフォーマンスを上げられるか…だが、ここは
積極的な見方をしておきたい。
注ゴールデンムーン
前走は開幕週で、外を回す形ながら最後はしっかり詰めている内容だったし、
ここは前進が期待できそうな場面。
あとはどのような位置取りから進めて、実際にここの水準までパフォーマンスを
上げられるかどうかに注目したい。
△レディーメグネイト
前走はまずまずのペースで逃げ、終いもしっかりまとめたという内容で、単純な
パフォーマンス比較では最上位争いの存在だが、メンバーレベルが上がってもう
1つ上のペースに対応できるか…という点で確信が持てない。
開幕馬場→開催が進んだ馬場になり、内回り→外回りに替わる点も少し不安。
△ファインチョイス
前走は厳しい流れを好位から進めて、最後もしっかり押し切った内容で、その
地力は当然認められるのだが、スピード持続力に関しては現状では未知数…。
走法的には距離延長もこなせそうではあるが、ここは少し静観したい気持ち。
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