レース総括 |
■まずまずのペースからの(実質)ロングスパート戦 |
■持久力&持続力が問われた |
中日新聞杯結果
1 | コスモファントム | 1.59.6 | 35.6 | 05-05-05-04 |
2 | ゲシュタルト | 1.59.6 | 35.3 | 11-11-08-04 |
3 | ダノンバラード | 1.59.6 | 35.6 | 07-08-05-02 |
4 | エクスペディション | 1.59.8 | 35.5 | 10-08-08-08 |
5 | マイネルスターリー | 1.59.9 | 35.4 | 13-13-12-10 |
6 | エーシンジーライン | 1.59.9 | 36.2 | 02-02-02-01 |
7 | トップゾーン | 1.59.9 | 36.0 | 03-03-04-04 |
天候:曇 芝:稍重
上り4F:48.4 3F:36.0
前半1000m:59.2
12.3-11.2-11.6-12.4-11.7-12.0-12.4-11.8-11.6-12.6
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
向こう正面で一気にペースアップしてから一旦落ち着く展開、その後ラスト3F
~2Fで加速して、最後はしっかり落ちる形。
今回の場合、展開的にはオースミスパークが緩急をつけた逃げ方をしたために
ギザギザした形のラップになっているが、後続の挙動としては、ペースの落ち
着いたラスト4F~3Fの区間でかなり詰めているので、実質的には淀みのない流れ
からのロングスパート戦だったと言えそう。
したがって(比較した小倉記念より時計の掛かる馬場ということを考慮すれば)
前半ある程度引っ張られる展開から、後半は長い脚が問われて、最後は粘り勝負
という形で、一定の持久力&持続力が問われたはず。
この内容であれば、(切れとかはともかく)当然上位の地力は信頼できそうで、
この先の重賞戦線に対しても、十分な裏付けという扱いになっていきそう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
コスモファントム
接戦を演じた3頭の中では、相対的にギリギリまで溜められた格好ではあるが、
休み明けで、元々溜め→切れが得意なタイプが、道中からしっかり脚を使う形で
勝ち切ったというのは大きな収穫。
ここを叩いたことで当然次戦以降の前進はあるだろうし、周りがG1馬だらけの
09年ラジオNIKKEI杯2歳S上位の中で、完全に出世コースに乗り遅れたこの馬の
飛躍には大いに期待したいところ。
ゲシュタルト
中団から進め、3~4コーナーで積極的に捲くる形で、最後も良く詰めていて、
なかなかの持久力&持続力を示した格好。
当然今後にも期待したいが、この馬の場合、少しゆったりとしたタイプで、その
マイペースを保つためには、この先、ある程度舞台を選ぶことになりそう。
(近いところではAJCC、あとは夏の新潟のイメージは嵌りそう…か)
ダノンバラード
中団から早めに押し上げて行き、4コーナーで先頭に並ぶ形から最後まで粘り
込んだのだから、これはなかなかの持続力を示したと言えそう。
上がりに明らかな限界がある…というタイプなので、毎回期待するのはさすがに
無理だが、フラットに近い展開とかなら、当然この先の活躍も見込めるはず。
注目しておきたい。
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