レース総括 |
■前半~道中の速い、完全な前傾レース |
■持久力&持続力が問われた |
朝日杯FS結果
1 | アルフレード | 1.33.4 | 35.3 | 04-04-03 |
2 | マイネルロブスト | 1.33.7 | 35.4 | 06-08-05 |
3 | レオアクティブ | 1.33.8 | 34.9 | 15-15-15 |
4 | トウケイヘイロー | 1.33.8 | 35.8 | 04-02-03 |
5 | ダローネガ | 1.34.0 | 35.5 | 11-10-08 |
6 | サドンストーム | 1.34.0 | 35.5 | 08-10-11 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.6
前半4F:45.9
12.2-11.0-11.3-11.4-11.9-12.0-11.7-11.9
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半が速く、道中もなかなかペースの落ちない展開で、
コーナー部分で少し落ち着いて→勝負所で加速、そのままある程度のスピードを
維持する形。
今回の特徴は、やはり前半~道中の速さで、流れが少し落ち着く傾向にあった
近年とは一線を画す展開だったと言えて、(一応は加速を示しているものの)
明らかに切れよりも、持久力&持続力が重要なレースだった。
脚質的には、この流れなのでもちろん前の馬には厳しかったはずだが、中団から
進めた馬でも、道中で極端に脚を使って最後は甘くなる…ということが起こって
いるため、どちらにしてもスピード耐性を備えていることが必要だった。
(⇒内を通った馬有利…というのは間違いない)
この内容であれば、当然上位の地力は信頼できるが、やはりこれだけスピードに
偏った展開となると、ある程度溜めを効かす必要のある距離延長や(東京という
舞台で行われる)NHKマイルCに向けて、どの程度つながるかは微妙…。
その点、他のレースによる裏付けが必ず必要にはなりそう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アルフレード
タイプ的には、とにかく体がしっかりしていて、厳しい展開でもこなせそうな
イメージではあるのだが、それでも全くペース経験のない馬が、例年以上に速い
流れを楽々追走して押し切るというのは…2週続けての衝撃。強い。
とりあえずこの馬に関しては、全く息の入らない展開でも、完全な切れ勝負でも
問題ない訳なので、当然来年に向けての期待は高まる。
あとは実際に距離が伸びていく中で、純粋な持久力という部分でしっかりと対応
していけるかどうか…だけ見極めたいイメージ。
マイネルロブスト
好位の内から進めて、勝負所~直線では勝ち馬の軌道を辿った形で、ロスのない
競馬ができたことは大きいが、最後までまずまず粘れているし、とりあえず今回
スピード耐性の部分をしっかりと示せたことは収穫。
タイプ的に、長い直線を伸び切るイメージにはならないが、ある程度の機動力は
示している馬なので、この先も今回のようなスピードに寄った展開限定…という
ことには、少なくともならないはず。注目しておきたい。
レオアクティブ
後方からじっくり進めて、直線はキッチリと浮上してきたという内容で、厳しい
展開で、持ち前の持続力を十分に発揮した格好。
タイプ的には、溜め→切れが使えなかった履歴を持っている馬だけに、現状では
この先の活躍には条件が付きそうなイメージで、その点を克服できるかどうか…
という部分にしっかり注目しておきたい。
トウケイヘイロー
好位の外から進めて、ペースの落ち着いた区間で早めに浮上した形で、それでも
直線ではしっかり主張して、最後まで良く粘り、地力は示した格好。
今回の内容からは見直せる余地もあって、とりあえず次戦以降での前進を期待
したくなるが、さすがに一本調子すぎる印象ではあるので、感覚的にはやはり
距離短縮の方向…ということになるのかも知れない。
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