過去のラップタイムは以下の通り。
2010 11.7-10.3-11.0-11.9-12.1-12.7(33.0-36.7)
2009 12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2(33.6-36.0)
2008 12.1-10.0-10.6-11.5-12.0-12.5(32.7-36.0)
過去3年の平均ラップタイム
11.97-10.23-10.90-11.80-11.97-12.47
1.09.33(33.10-36.23)
傾向(過去記事の一部修正)
まだ3回の開催だが、過去のラップタイムを見てみると、前半相当に速くなり、
後半はガクっとペースが落ちて、そのまま減速しつづける展開。
ここの特徴は、やはり前半の極端なまでの速さだと言えて、速い流れへの対応力
(スピード)と、終いの部分を粘れる持久力を備えていることが必須となる。
(少し落ちついた'09年でも、結局展開的には2秒を超える前傾)
脚質的には、前残りも差し決着もあってペース次第という他はないが、差し馬の
場合も、個々のパフォーマンスとしては結局は前傾の内容を示していて、やはり
ここでは、ハイペース耐性の裏付けだけは取っておきたいところ。
好走の条件
・先行力(スピード)があること
・高い持久力が必要
予想
◎セイクリムズン
昨年もハイペースをある程度好位から進めてしっかり押し切っているし、前走も
負けはしたが厳しい流れを好位からしっかり粘っていて、その地力は健在。
脚質的にも、(1400mで上がりを活かす競馬も出来る)適性の幅の広さからも、
ペースによる…ということはないし、ここは当然信頼していいはず。
○ドスライス
前走はスタートダッシュがあまりつかず、内に包まれる形でマイペースを乱した
印象で、それを度外視すれば、NST賞~クラスターCの内容はやはり強いし、
ハイペース耐性という点でも裏付け十分。
併せ馬の格好でも、とにかく前に馬を置かない形であれば力は出せるはず。
▲ティアップワイルド
昨年この舞台では、外を回しつつも厳しい流れをしっかり浮上して勝ち負けして
いるし、休み明けながらまずまずの内容を示した前走を叩いて、ここは上積みが
十分に見込める場面。内で包まれないか…という心配くらいに思える。
注セレスハント
超ハイペースよりかは、多少なりとも流れが落ち着いた方が都合いいはずだが、
前走の厳しい展開でも一応最後は詰めていて、パフォーマンス自体は高いものを
示しているので、現在の人気程に嫌われる要素はないはず。
当然浮上の可能性は考えておきたい。
△ケイアイガーベラ
1400mのプロキオンSでも、33.9秒で入っても粘れるような馬なので、1200mも
当然こなせていい…という考え方もできるが、京都とかならともかく、中山の
ペースはもう1段上となるので、実際にこなせるかどうかは結局未知数。
能力的には推したいところだが、これ以上の評価にはしづらい。
△アースサウンド
NST賞の内容は強く、ハイペースへの対応も問題ないだろうが、この相手との
単純なパフォーマンス比較ではあと1つ足りないイメージ。
したがって勝ち負け争いまでは厳しいだろうが、適性的に、ある程度上位に残る
可能性はある…という扱い。
△クリスタルボーイ
この舞台では昨年の仲冬Sで強い内容を示しているし、この秋は全くダメな状態
から徐々にパフォーマンスを上げてきた印象で、そろそろもう1段上の走りが
出来ても良さそうな頃合。
上位とはさすがに差があるだろうが、一応残る可能性も考えておきたい。
☆レディルージュ
ここ3戦で前半3Fが33秒台→34秒台→35秒台と遅くなる毎に着順を上げていった
ように、明らかに持続力を活かした方が結果が出るというタイプ。
ハイペース戦でも自身のパフォーマンス自体は悪くないが、ここで主張するのは
少し難しいイメージ。
☆デュアルスウォード
前走はハイペースを力強く抜け出して、まずまずのパフォーマンスを示したが、
その内容だけだと、さすがにこのメンバーでは1つ足りない印象。
とりあえずここは、しっかりとした更新があって初めて上位に加われる存在。
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