2011年12月9日金曜日

阪神JFの傾向 2011


阪神JF過去5年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2010(レーヴディソール:1.35.7)
12.5-11.2-12.1-12.7-12.7-11.7-11.2-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:34.5
前半4F:48.5
勝ち馬コーナー通過:10-11
勝ち馬上り3F:33.9


2009(アパパネ:1.34.9)
12.2-11.0-11.9-12.2-12.3-11.8-11.1-12.4

天候:曇 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.3
前半4F:47.3
勝ち馬コーナー通過:10-10
勝ち馬上り3F:34.3


2008(ブエナビスタ:1.35.2)
12.4-11.0-11.8-12.1-12.3-11.9-11.3-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.6
前半4F:47.3
勝ち馬コーナー通過:16-16
勝ち馬上り3F:34.8


2007(トールポピー:1.33.8)
12.5-10.6-11.3-11.8-11.9-11.5-11.5-12.7

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.7
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:11-08
勝ち馬上り3F:35.2


2006(ウオッカ:1.33.1)
12.2-10.7-11.5-11.9-12.0-11.7-11.2-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.8
前半4F:46.3
勝ち馬コーナー通過:06-06
勝ち馬上り3F:34.2


過去5年の平均ラップタイム
12.36-10.90-11.72-12.14-12.24-11.72-11.26-12.20
1.34.54(47.12-47.42)




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半やや速く、道中は一旦落ち着く展開で、
ラスト3F~2Fでかなり加速して、最後だけ少し落ちる形。

この時期の開催ということもあって、このレースには、本来マイルには適さない
スピード&気性を兼ね備えたタイプが紛れ込みやすく、流れが速くなりやすい…
という性質はやはりありそう。
(傾向がハッキリ見えてきたことで、その数は減っている可能性もあるが…)

前半4Fの通過タイムを見ても、06-07年は46秒台前半、08-09年は47秒台前半で、
10年はついに48秒台となっているように、開催を重ねる毎にペースが落ち着いて
きた傾向もあるのだが、48秒台はさすがに例外的という印象は受けて、おそらく
前傾~前後半イーブンに近い展開までが基本だと考えていいはず。

したがって、前半部分である程度引っ張られても、勝負所までしっかりと余力を
残せるだけの持久力を備えていることが、まずは重要になりそう。

また勝負所では基本的にしっかり加速するので、コースのイメージ通りに切れは
必要だと言えるが、過去のレースを見ると、やはりここでは前半の速さが後半に
かなり効いてくるという印象で、切れ以上に持久力&終いまで伸び切る持続力の
方が物を言う…というレースになっている。
(おそらくそれが上位馬のその後の距離延長での活躍につながっている)

当然この舞台で狙いたいのは、速い前半への対応力&持久力の裏付けを持って
いる差し馬で、逆に前半で力を出し尽くしてしまいそうなスプリンタータイプの
馬や、一瞬の切れだけで勝負する馬…あたりには注意しておきたい。


好走の条件
・末脚の持続力(&切れ)があること
・高い持久力が必要





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