JCダート過去3年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2010(トランセンド:1.48.9)
12.5-10.7-12.7-12.0-12.1-12.3-12.0-11.8-12.8
天候:晴 ダート:稍重
上り4F:48.9 3F:36.6
前半1000m:60.0
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:36.6
2009(エスポワールシチー:1.49.9)
12.5-11.1-12.7-12.5-11.9-12.1-12.4-11.8-12.9
天候:晴 ダート:良
上り4F:49.2 3F:37.1
前半1000m:60.7
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:37.1
2008(カネヒキリ:1.49.2)
12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12.0-12.1-12.5
天候:晴 ダート:良
上り4F:49.0 3F:36.6
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:05-04-03-05
勝ち馬上り3F:36.4
過去3年の平均ラップタイム
12.47-11.00-12.83-12.07-11.93-12.27-12.13-11.90-12.73
(0.06 -0.26 -0.23 -0.40 -0.15 -0.15 -0.23 -0.17 -0.21)←バラつき
1.49.33
傾向(過去記事の一部修正)
条件が替わってまだ3回の開催だが、とりあえず過去の平均ラップタイムを見て
おくと、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、3F目で一旦しっかりと
ラップが落ちる展開、その後向こう正面で一気にペースアップして、そのまま
直線まで速いスピードを維持しつつ、ラスト1Fだけ減速という形。
ここで特徴的なのは、まずは3F目のラップがかなり落ち込むという点で、これは
阪神ダートコースの1~2コーナーがスパイラルカーブを描いており、その性質
として、2コーナー(3F目)の曲がり方がキツくなっている…ためである。
つまりこの部分でほぼ確実にスピードが削がれるために、このコースでは前半が
極端に速くはなりづらく、それに伴って道中に関しても、前が敢えて加速しない
限りは、緩む可能性も出てくる。
(その点が4F目のバラつきの大きさに表されている)
それでも、さすがにG1のハイレベルなメンバーということで、ラップを見れば
道中はかなり厳しく流れているし、ペースアップ後の5F&6F目は少ないサンプル
数ながらバラつきがかなり小さくなっていて、実際のところは"敢えて"加速して
いることが窺える。
さらに前半で一旦流れが切れることは、一方で間接的に上がりが速くなる展開を
作り出していて、道中(向こう正面)の相当締まった展開と合わせて考えれば、
レース後半ではかなり長い脚が問われることになる。
つまりこのレースは、(ダートG1…から想像される)ハイペースからの終いの
粘り勝負というよりも、道中~上がりに掛けての持続力勝負という形が基本だと
言えて、好位~中団あたりからスピードを発揮できる馬に向いていそう。
(感覚的には芝の小回り中距離戦に近いイメージ)
好走の条件
・道中~上がりで持続力を発揮できること
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