予想
おそらく今回もトランセンドがハナを主張する気はするが、ケイアイテンジンと
エスポワールシチーを制して…なので、やはり速いペースにはなりそう。
それでもこのレースは(馬場の影響もあり)結局上がりまでスピードが落ちない
というのが常なので、持続力(&決め手)という部分も当然重視しておきたい。
(それにしても6歳ばかりが本当に目立つ…)
◎トランセンド
この馬の持ち味は、まずは中距離での持続力…というタイプなので、穴があると
したらこの舞台だったはずだが、本格化してからは、休み明け超ハイペース戦の
南部杯でも崩れないとなると、結局嫌う理由がなくなってしまう。
もちろん相手関係の面で、エスポワールシチーが全盛期の強さを保っているので
あればその選択もできたのだろうが、現状それはなかなか難しい…。
素直に期待したい。
○ダノンカモン
元々は溜め→切れというイメージの馬が、高いレベルの1400mにも対応できる
持続力を発揮して、さらには南部杯の超ハイペースで王者と勝ち負けを争える
持久力まで示した…という経歴。
G1用の馬場…とかも含めて、とにかくここは、この馬の総合力を活かすには
ベストの舞台という雰囲気があり、場合によっては勝ち切ってしまうイメージも
チラチラ浮かんでくる…ような感覚がある。
▲テスタマッタ
もはや恒例の過小評価…という人気だが、この舞台では十分に威張れる持続力を
示している馬だし、58kgを背負った前走も、掛かりながらワンダーアキュートの
外をまるまる1周分併せ馬してきた東京大賞典も、良く分からない大捲くりで
負けたJCダートも、評価を下げるべき要因にはならないはず。
ここは普通に上位評価としたい。
注エスポワールシチー
南部杯で超ハイペースを演出しながらも崩れない…というハイパフォーマンスを
発揮して復活のキッカケを掴んだように、マイルに戻ることはやはりプラス。
それでもこの馬の近走に関しては、どうしても一本調子っぷりが気になり、覚醒
直前にフェブラリーSで4着した時くらいのイメージに近い…という雰囲気。
もちろん今回も地力の高さである程度格好はつけるだろうが、積極的に推したい
感覚には結局ならなかった。
△ワンダーアキュート
この馬の強さは長い道中とか、最後ラップが落ちてから…という部分で、持久力
(>持続力)を活かせる場面でこそのイメージで、ここの速いスピードをラスト
まで持続するような展開は、適性的に微妙な印象にはなる。
スマートファルコン製の(マイル水準の)ハイラップにもキッチリと対応出来る
訳なので、当然浮上はしてきそうだが、ラスト1Fが半信半疑…という扱い。
△シルクフォーチュン
マイルだとどうしても最後あと1歩持続できないイメージだが、G1のペースで
周りが止まれば(自身の脚が上がっても)相対的には浮上しやすい…というのが
この馬に関しての(個人的な)結論。
当然ここは浮上してくるものと考えたいが、ラスト1Fを伸び切れない限り、結局
勝ち負け争いには少し届かない印象にはなる。
☆ヒラボクワイルド
この舞台ではハイペースからしっかり残ったり、十分地力は示している馬だが、
G1レベルの持続力という点でやはり1枚劣るイメージ。
勝ち負け争いには結局遠いだろうが、そこそこの着なら…の扱い。
☆ケイアイテンジン
マイルでの持続力は期待できないが、ハイペースからの粘りは一応発揮できる。
G1仕様の馬場&後ろの馬が道中勝手に無理をして→最後止まるという形なら、
ある程度の着にいる可能性はあってよさそう。
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