2012年4月28日土曜日

青葉賞展望 2012


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2011 13.0-11.6-12.8-13.3-13.0-13.0-12.8-12.7-12.2-11.4-11.2-11.8
2010 12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7
2009 12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0
2008 12.5-11.3-12.4-12.7-12.9-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-11.2-12.0
2007 12.6-10.6-11.7-12.6-12.5-12.4-13.0-13.0-12.4-11.5-11.9-12.1
2006 12.6-11.1-12.0-12.4-12.3-12.1-12.5-13.0-12.0-11.5-11.6-12.2
2005 12.9-11.1-12.2-13.0-12.7-12.8-13.0-12.3-12.2-11.3-11.5-11.9
2004 12.5-10.7-11.8-12.4-12.8-12.7-12.7-12.2-12.2-11.3-11.4-11.4
2003 12.9-11.4-11.6-11.6-12.2-13.3-13.6-12.6-12.6-11.3-11.4-11.8

過去9年の平均ラップタイム
12.66-11.10-12.01-12.61-12.59-12.71-12.92-12.54-12.22-11.44-11.43-11.88
2.26.12




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペース~やや速いくらいの流れ、
道中はさすがにゆったりした展開になり、ラスト3Fで一気に加速した後は
ある程度速いスピードを維持しつつ、終いだけ少し落ちる形。

ここでは前半部分である程度引っ張られる形になっていることから、(緩むとは
言っても)長い道中を進めて、それでも勝負所までしっかりと余力を残す必要が
あって、一定の持久力は当然問われる。

また道中がゆったりする分緩急のギャップは大きく、勝負所での一気の加速に
対応するための切れが必要で、さらにそこから長い直線でトップスピードを維持
するために、末脚の持続力を持っていることも重要になる。

ダービーに向けて考えると、道中がある程度締まった形になった'04年&'06年の
勝ち馬は、本番でもそのまま馬券圏内に入っていることから、(例外もあるが)
やはり単純にその水準には注目しておきたいところ。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定以上の持久力は欲しい


予想

◎フェノーメノ
前走は負けはしたが、勝負所~直線でスムーズさを欠いた内容で最後はしっかり
詰めているし、タイプ的にも中山だとやや大味には映った。
それを考えると、前々走で強い勝ち方をしている東京に戻ることはプラスだし、
単純にその時の内容ならば、ここでは普通に威張れて良さそう。期待したい。

○アドマイヤブルー
ゆったりとした綺麗な走り方をする馬で、前走のようなスピードで引っ張られる
展開では少し忙しそう。
その意味では距離延長というのは1つの解決策にはなり得て、切れという部分で
ここでは少し問題があるかも知れないが、一応期待する方向で考えたい。

▲ミルドリーム
内回りでもそれ程崩れている訳ではないが、タイプ的には大回りでゆったりと
走って、純粋な持久力で勝負した方が良さそうなイメージ。
そう考えると、ここは前進が期待できそうなタイミングには感じる。

注クランモンタナ
道中の裏付け…とかはあと1つの印象ではあるが、勝ち上がった未勝利戦など
からは、一定の持久力を備えていることは感じられる。
このタイミングで外国人Jが降りるのは微妙だが、好位から粘り込む可能性は
一応あって良さそう。

△サトノギャラント
一定の地力と切れを示している馬で、ここでも性能で浮上はしてきそうだが、
タイプ的に道中長くゆったり…という方向がプラスに働くかは微妙な印象。
可能性としてはあるにしても、感覚的には少し静観したい気持ち。

△カポーティスター
前走はほぼ同舞台を圧勝している訳だが、持久力的にそれ程余裕があるようには
感じなかった…というのが正直なところで、この距離で水準が上がってどうか。
一応地力の面でも一定の裏付けはあるので、浮上はするかも知れないが、あまり
強くは推しづらい感覚。

△シルクキングリー
ゆったりしたタイプという訳ではないし、距離延長というのは微妙な印象だが、
前走のパフォーマンスだけを見れば、道中~上がりでなかなかの内容を示して
いて、ここでも一応注目だけはしておきたい感覚。



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