桜花賞過去5年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2011(マルセリーナ:1.33.9)
12.1-11.0-11.5-12.1-11.8-11.3-12.0-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.4
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:15-16
勝ち馬上り3F:34.3
2010(アパパネ:1.33.3)
12.6-11.2-11.8-11.9-11.4-11.1-11.1-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.4
前半4F:47.5
勝ち馬コーナー通過:05-04
勝ち馬上り3F:34.1
2009(ブエナビスタ:1.34.0)
12.4-10.8-11.7-12.0-12.2-11.7-11.6-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.9
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:16-16
勝ち馬上り3F:33.3
2008(レジネッタ:1.34.4)
12.4-10.9-11.3-11.8-12.1-11.7-11.6-12.6
天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.9
前半4F:46.4
勝ち馬コーナー通過:10-10
勝ち馬上り3F:34.5
2007(ダイワスカーレット:1.33.7)
12.7-11.6-11.4-12.1-12.0-11.6-10.6-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:33.9
前半4F:47.8
勝ち馬コーナー通過:03-03
勝ち馬上り3F:33.6
過去5年の平均ラップタイム
12.44-11.10-11.54-11.98-11.90-11.48-11.38-12.04
1.33.86 47.06-46.80
傾向(過去記事の一部修正)
過去の平均ラップタイムを見ると、前半がやや速くなり、道中で一旦落ち着く
展開から、ラスト3F~2Fで加速するという形。
ただしコース改修後の開催では、完全な上がり勝負や終いが崩れる形など、まだ
まだ展開的なバラつきが大きくなっている。
それでもこの舞台の特徴として、道中(3~4角)から勝負所に差し掛かる過程
においては、ラップの形的にも、その水準自体もそれ程大きな変化はつかない…
というのがあるので、そう考えると、前半のペースによって前後半のバランスが
決まるという単純な構造が見えてくる。
(2010年の前半スロー→ロングスパートという展開は例外と見たい)
つまり道中をほぼ一定と考えるならば、前半が速く流れれば、終いの粘り勝負に
なって持久力&末の持続力が問われ、前半がゆったりと流れれば、上がり勝負に
なって切れ&末の持続力が問われる…というシンプルな考えでいいはず。
ただし1つ注意したいのが、このコースではペースの速い展開になったとしても
"直線が長い"という意識が働き、差し馬が位置取りを気にせず、自身のペースを
守ることに徹する可能性がある…という点で、厳しい流れでも実際にはそれほど
引っ張られずにレースを進められる…ということはあり得る。
そうなると結局のところは、切れと持続力に優れた馬が力を出し切れることに
なり、過去の好走馬に目を向けてみても、しっかりとした決め手を発揮した馬が
やはり上位には入っている。
したがってこのレースでは、(このコースらしく)道中~上がりで発揮できる
最大パフォーマンスの高い馬がやはり中心となり、位置取りが占めるウェイトも
大きいものの、上がりの性能だけはとにかく重視しておきたいイメージ。
好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定の持久力は必要
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