傾向
改修後2回目の開催でも、開幕週となっては高松宮記念の時以上のデータがない
…というのが悲しいところ。
一応その時は、戦略的にある程度成功した思い出はあるので、とりあえず今回は
その展望に従っておきたい。
(→高松宮記念展望)
あとは1開催終えて、馬場の基礎が固まってくる可能性もあるので、どの程度の
時計が出るのか…という点は確認しておきたい。
好走する条件…かも知れない
・一定の持続力(ペース耐性)があること
・切れが必要
予想
土曜の競馬を見ると、レコードを連発したように、馬場がしっかりと固まって、
一貫して3~4コーナーから直線に掛けての溜め→切れ…という展開だった3月
開催とは一線を画していた印象。
つまりスピード感のある勝負所から一気に坂を駆け上がる形で、切れだけでなく
しっかり持続力が問われる展開になっていて、おそらくこれが真の"新生中京"の
姿なのだと言えそう。
当然ここはスピード(&持続力)優先!と思ったところでの雨予報…。微妙。
◎エーシンダックマン
ハイペースから地力を活かして最後粘り込むというよりも、前半速い流れでも
上がりまで止まらない展開でこそ…というスピードに偏ったタイプ。
当然開幕週というのは絶好の条件になるし、楽に行けそうな枠にも入ったこと
だし、普通に粘り込む場面が想像できる。
あとは馬場次第だが、固いところがしっかりと残っていれば。
○グランプリエンゼル
基本的には持続力を活かしたいというタイプだが、一定のペース耐性と切れ味も
示しているので、極端なハイペースにさえならなければ浮上は見込める。
単純に(馬場は違っても)同舞台のG1で0.3秒差の6着という馬が(その時の
先着馬がしっかり加重される中で)この斤量で出走できるなら、ここは当然期待
したい気持ちが強くなる。
(対抗にはしたが、しっかりと馬場が渋った場合には本命だと思っておきたい)
▲ダッシャーゴーゴー
単純に考えて、同舞台のG1で最先着している訳だし、スプリンターとしての
"切れ"という部分では群を抜いている存在で、適性的に最もこの舞台に合って
いるイメージの馬。
ただし今回の場合、やはり59kgという斤量は気になるところで、軽斤量馬が殺到
しそうな勝負所で、本当に主張できるのか?という不安は正直ある。
注マジンプロスパー
地力という点では阪急杯という裏付けがあるし、高松宮記念でも崩れていない
ので、当然上位に扱うべき…という馬。
ただし切れという部分では少し不安があるタイプなので、外を回す形から確実に
勝ち負け争いに加わってくる…というところまでのイメージは描けない。
△エーシンヒットマン
基本的にはスピード持続力が問われる展開よりも、しっかりとしたハイペースの
方がいいというタイプなので、ここでは一応浮上はしやすいはず。
ただし一瞬の切れという部分でそれ程威張れる訳ではないし、開幕週の大外から
どこまで迫れるか…といったところ。
☆サンダルフォン
ハイペースからの持久力勝負でこそという馬で、ペース的にはここでもある程度
浮上出来て良さそうだが、開幕週で、前の馬もある程度の上がりを使うことを
考えれば、さすがに間に合う気がしない…。
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