2012年7月29日日曜日

クイーンS展望 2012


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2011 12.4-11.0-11.7-11.6-11.7-11.9-12.1-12.0-12.2
2010 12.4-11.5-12.3-12.8-11.6-12.0-11.8-11.2-12.0
2009 12.5-11.4-11.6-12.4-12.2-12.2-11.9-11.9-12.1
2008 12.5-11.5-12.2-12.4-12.3-11.7-11.8-11.5-12.2
2007 12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
2006 12.2-10.9-11.3-11.8-12.0-12.2-12.3-11.9-12.1
2005 12.6-11.4-12.0-11.5-11.7-11.7-12.0-11.8-12.0
2004 12.6-11.5-11.8-11.9-12.2-11.9-11.4-11.5-12.7
2003 12.4-11.6-12.2-12.6-12.6-12.2-11.3-11.2-11.6
2002 12.1-11.0-11.3-11.5-12.2-12.5-12.5-12.6-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.40-11.31-11.89-12.05-12.06-12.01-11.86-11.68-12.13
1.47.39




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで、道中は極端に緩まずに淀みない
展開になって、その後勝負所で徐々に加速して行く展開。

ここでは、一定に近いスピードで流れる道中に対応するための持続力がまずは
必要になるが、前半がそれ程速くはならないために持久力があまり問われず、
その分上がりの性能も試されるので、勝負所で動ける程度の切れは欲しい。

脚質的には、このレースでは逃げ馬が圧倒的に勝っていて、少なくとも4角で
先頭に近い所にいなければ勝ち切るのは厳しいと言える。


好走する条件
・(一定の切れ&)持続力があること


予想

◎アイムユアーズ
早い時期から発揮していた短い距離での持続力(筋持久力)に加えて、長い距離
でも十分に溜めが効くところを示しており、適性的にも脚質的にもこの舞台には
ピッタリ嵌りそうなイメージ。
当然人気はしているが、馬体も問題なく、斤量も有利という状況でこの馬以上の
選択肢…は思い浮かばない。

○コスモネモシン
ミドルペースでの持続力勝負ということであれば、真っ先に上位に選びたい馬。
ただし細かくピッチを刻むタイプ的に、最後までトコトン伸び切れる訳ではない
…というのが残念なところで、勢い良く捲くっても結局は勝ち切れない運命。
内を上手く掬って…とかが出来ればいいが、今回も基本2、3着と考えたい。

▲レインボーダリア
完全に地力勝負型で、厳しい展開でこそという馬で、それ故に今まではスローに
泣いて条件戦でも勝ち切れないことが多かった。
当然高いレベルの中の方が力を発揮できる訳だが、実力&キャリアのわりに重賞
挑戦が少なく、明らかな格上がいるG1を除けば、福島牝馬S@新潟という適性
外のレース1回しかない、本当に勿体ない経歴…。
当然今回は力を示せる場面ではあるはず。

注フミノイマージン
前半しっかり引っ張られた格好の前走は浮上できなかったが、そこを受け流して
後半勝負ができる舞台では常に恐い存在。勝ち切る可能性も当然ある。
ただしこの馬は、道中から極端に脚を使うというよりも、程々の道中から終いを
伸び切る…という末の持続力を活かしたいタイプ。(つまり捲くり<決め手)
ここでは間に合わない可能性も考慮しておく必要はあるはず。

△シースナイプ
前走は締まった道中をかなり積極的に攻めたという内容で、それでも最後まで
良く粘った格好。
その内容を考えれば、1F短縮されるここでの前進はあり得る。
ただし(個人的に)道中ゆったり進めた方がいい…という印象が元々この馬には
あるので、信用しきれないところは正直ある。

△オールザットジャズ
一応道中から脚を使う形でも好走は出来ているが、前走のマイルの流れには対応
できなかったように、持続力という部分では少し懸念がありそうなタイプ。
基本的には前半or道中でしっかりとした溜めが欲しいイメージで、とりあえず、
レースを通して一貫したペースで進むここがベストとは思えない。

☆ミッドサマーフェア
重馬場の君子蘭賞では相当に高いパフォーマンスを示したが、(スピード持続力
勝負の色合いが強くなった)オークスの高速馬場には対応できなかった…という
あたりを考えると、純粋な持久力のみが問われる条件の方が合うのかも。
それが正しいとすれば、条件的にここでは半信半疑…の扱いになる。

☆アニメイトバイオ
昨年は相当厳しい展開を浮上して3着に入っているように、当然適性面では評価
しておきたい馬ではあるが、近走の内容がどうしても物足りない印象。
さすがに今回は静観しておきたい。




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