とりあえず改修後のダート1400m、古馬平均ラップタイムを調べてみる。
中京ダ1400m古馬平均ラップタイム(全10レース、良馬場ゼロ!)
12.25-10.92-11.53-12.28-12.48-12.23-12.79
1.24.48
傾向
ラップタイムを見ると、芝スタート&最初の長い直線によって前半がかなり速く
なり、その後コーナー部分で減速してからは(勝負所で少し加速が入りつつも)
一定に近いスピードで流れて、ラスト1Fはしっかり落ちる形。
この舞台の特徴は、やはり前半の速さだと言えて、その部分で相当引っ張られる
ことから、当然のように後半の持久力というのが重要になる。
また勝負所に関しては、平均ラップではある程度の加速を示しているが、これは
開催序盤に直線の坂が意識され過ぎて4コーナー前後での溜め→切れという展開
ばかりだった…というのが大きく、それから徐々にフラットな展開が増え始めた
経緯があるで、この先はおそらく切れ<持続力ということになりそう。
好走する条件
・相当な持久力&持続力があること
予想
雨も降りそうだし、ここはさすがにレコード決着になりそうな雰囲気。
このコースで速い馬も揃ったので、かなりのハイペースから(馬場が速くても)
終いの掛かる展開を想定しておきたい。
◎シルクフォーチュン
ハイペースには我関せずキッチリと受け流して、自らは持続力を発揮するという
タイプで、前がしっかり止まりさえすれば確実に浮上できる。
イメージ的にも速いダートの方が良さそうだし、ラスト1Fが落ち込みやすいこの
舞台では当然有力な存在になる。
あとは単純に前から押し切れるような馬がいるかどうか…という問題。
○テイクアベット
前走は58kgを背負いつつ、かなりのハイペースを演出して押し切るという相当に
強い内容を示していて、そのパフォーマンスを考えればここでも当然有力。
枠も内に入ったし、馬体的にも申し分なく、斤量もグッと軽くなる。
となれば、速い馬場を見方につけて前走の再現…というのもあり得そう。
注目しておきたい。
▲インオラリオ
コーラルSでは不良馬場の超ハイペースを好位から押し切っていて、その内容は
ここへ直接的につながりそうなイメージ。
ただし上の2頭に対しては、この馬の場合、前を交わせるか&後ろを凌げるか…
という2つの課題がある分、難しい立場にはなる。
注ファリダット
芝同様にダートでも持続力はしっかり発揮しているし、馬体的には以前と比べて
かなり変わった印象を受けて、詰めの甘さが解消されているのかも知れない。
ただし極端なハイペースに引っ張られたコーラルSでは自身の脚も無くしている
…というのは気になり、ここのペースで確実に浮上…とまでは言えない。
△アドマイヤロイヤル
2走前の欅Sでは、速いペースに引っ張られつつもしっかり浮上して勝ち負けを
演じたし、ここの展開をこなす可能性は十分ある。
ただし基本的には持続力という方向の馬なので、もう1段階速いペースになった
場合の対応…という部分で、多少の不安もなくはない。
△セレスハント
ハイペース戦も一応しっかりこなしていて、ある程度上位にいる可能性は十分
あると思うが、単純なパフォーマンス比較では、上位に対してはやや劣る印象。
展開の助けが欲しいイメージ。
☆アドマイヤスワット
ハイペースをまずまず浮上した経験は持っていて、展開自体が合わないという
訳ではないが、裏付けとしてはやはり上位とは差がある。そこそこの着なら。
☆ワールドワイド
基本的に前後半イーブンに近いような展開で持続力を活かしたいタイプなので、
あまり前傾になると厳しい。休み明けの状態も気になる。
0 件のコメント:
コメントを投稿