秋華賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2011(アヴェンチュラ:1.58.2)
12.2-10.8-11.6-11.8-11.9-12.2-11.9-12.1-11.7-12.0
天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.8
前後半:58.3-59.9
勝ち馬コーナー通過:02-03-03-02
勝ち馬上り3F:34.9
2010(アパパネ:1.58.4)
12.0-10.8-12.0-11.9-11.8-12.8-12.5-11.6-11.2-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.6
前後半:58.5-59.9
勝ち馬コーナー通過:11-12-08-08
勝ち馬上り3F:34.1
2009(レッドディザイア:1.58.2)
12.3-10.3-11.4-11.9-12.1-12.8-12.2-12.0-11.6-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.2
前後半:58.0-60.2
勝ち馬コーナー通過:08-08-05-05
勝ち馬上り3F:34.5
2008(ブラックエンブレム:1.58.4)
12.3-10.4-12.3-12.2-11.4-12.5-11.9-11.5-11.8-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.4
前後半:58.6-59.8
勝ち馬コーナー通過:05-06-08-07
勝ち馬上り3F:34.6
2007(ダイワスカーレット:1.59.1)
12.3-10.4-11.5-12.2-12.8-13.6-12.4-11.3-11.1-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:33.9
前後半:59.2-59.9
勝ち馬コーナー通過:01-02-02-01
勝ち馬上り3F:33.9
2006(カワカミプリンセス:1.58.2)
12.0-10.6-11.9-12.0-11.9-12.2-12.0-12.0-11.6-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.6
前後半:58.4-59.8
勝ち馬コーナー通過:09-08-05-06
勝ち馬上り3F:34.4
2005(エアメサイア:1.59.2)
12.4-11.0-12.2-12.2-12.3-12.3-11.8-11.6-11.3-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.0
前後半:60.1-59.1
勝ち馬コーナー通過:12-12-12-09
勝ち馬上り3F:34.2
2004(スイープトウショウ:1.58.4)
12.4-11.0-12.1-12.4-12.0-12.0-11.6-11.7-11.6-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.9
前後半:59.9-58.5
勝ち馬コーナー通過:17-17-15-16
勝ち馬上り3F:33.9
2003(スティルインラブ:1.59.1)
12.5-11.0-11.9-12.2-12.2-12.1-11.7-11.6-11.9-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.5
前後半:59.8-59.3
勝ち馬コーナー通過:10-10-08-06
勝ち馬上り3F:34.9
2002(ファインモーション:1.58.1)
12.3-10.8-12.0-11.9-12.0-12.3-11.9-11.5-11.6-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.9
前後半:59.0-59.1
勝ち馬コーナー通過:05-05-06-02
勝ち馬上り3F:34.5
過去10年の平均ラップタイム
12.27-10.71-11.89-12.07-12.04-12.48-11.99-11.69-11.54-11.85
1.58.53
傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半やや速く、道中はそれ程緩まずに淀みなく流れて、
上がりはロングスパート気味の仕掛けから、ある程度のスピードを維持したまま
ゴールを迎える形。
このレース(コース)の特徴は、何と言っても持続力が問われるということで、
上がりの絶対的な速さは前半のペース次第だが、形そのものはフラットに近く、
"切れる"ことよりも"止まらない"ことが重要になる。
脚質的には、基本締まった展開になり、前半~道中の速さ次第では追い込みまで
決まるレースではあるが、ペースに左右されやすい後方を定位置とする馬よりも
好位~中団くらいの位置取りから進められる馬の方がイメージは合う。
基本的なところは上記したくらいだが、道中に関して少しだけ追記しておくと、
このレースでは道中であまり息を抜けないため、高い持久力(心肺機能)を
持っている馬が当然有利になるのだが、だからと言って単純にそれさえあれば
良いという訳ではない。
つまり12秒前後を刻み続ける(絶対的な)スピードそのものに対応できるか
…という部分が問題で、持久力の高さだけで走るようなステイヤータイプでは、
筋肉への負荷に耐えられない(→脚が上がる)可能性がある。
したがってここでは、筋力などの中距離的な(ひょっとしたらマイラーに近い)
資質がどうしても必要で、その点の裏付けだけは取っておきたい。
好走の条件
・相当な持続力が必要
・持久力があること
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