2012年12月8日土曜日

カペラS展望 2012


過去のラップタイムは以下の通り。

2011 11.8-10.5-11.4-12.0-11.6-11.8 33.7-35.4
2010 11.7-10.3-11.0-11.9-12.1-12.7 33.0-36.7
2009 12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2 33.6-36.0
2008 12.1-10.0-10.6-11.5-12.0-12.5 32.7-36.0

過去4年の平均ラップタイム
11.93-10.30-11.03-11.85-11.88-12.30
1.09.28 33.25-36.03




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなって、勝負所だけは多少
踏ん張りつつも、後半はガクっとペースが落ちる展開。

ここの特徴は、やはり前半の極端なまでの速さだと言えて、速い流れへの対応力
(スピード)と、終いの部分を粘れる持久力を備えていることが必須となる。
(他よりも少し落ちついた年でも、結局展開的にはしっかりとした前傾)

脚質的には、前残りも差し決着もあってペース次第という他はないが、差し馬の
場合も、個々のパフォーマンスとしては結局は前傾の内容を示していて、やはり
ここでは、ハイペース耐性の裏付けだけは取っておきたいところ。


好走の条件
・先行力(スピード)があること(注:位置取りではない)
・高い持久力が必要


予想

◎ティアップワイルド
過去のカペラSで、(実質)最も速い流れの2010年と最も遅い流れの2011年の
両方で連対を果たしているのだから、裏付けは当然あるし、展開に左右されない
強み…という意味で信頼度はかなり高い。
前走もゆったりした流れをキッチリ勝ち切ったが、叩き3走目で状態も問題ない
だろうし、とりあえずここは軸として注目しておきたい。

○トシキャンディ
京葉Sでは超ハイペースを演出して良く粘っているし、その次のプロキオンSは
ハイペースで引っ張り、ラスト1Fまでに勝負を決めたような形での押し切り。
前走の芝はもちろん、スピードを活かしづらい佐賀での負けは度外視できるし、
持ち味を発揮できるこの舞台での巻き返しには期待が持てるはず。
速い流れでもマイペースで行ければ、押し切る可能性まであっていい。

▲マルカバッケン
ここ3走くらいのペースだと、常に一定の速い上がりを繰り出しつつ最後浮上し
切れない…という内容になっているのだが、4走前の京葉Sでは超ハイペースに
引っ張られる形で好走出来ていて、この舞台での前進は十分期待できる。
前が総崩れするような展開になった場合の、一発の可能性まで考えておきたい。

注セイクリムズン
過去のハイペース戦のパフォーマンスだけで言えばさすがに1つ抜けているし、
本来の地力を発揮できる条件が整えば、普通に勝ち切っていい。
それでも昨年の(実質)遅い流れでは、しっかりとした決め手を発揮できずに
5着に終わっていて、展開に対する不安はあるし、近走のやや物足りなく映る
結果からは状態がどうなのか…。当然上位には扱うが絶対視はしない。

△スリーボストン
近走に関しては、内容自体は強いパフォーマンスを示しているのだが、中山の
ハイペースに対する裏付けとしては結局薄く、今回そのイメージを更新してくる
可能性はあるにしろ、今のタイミングで強く推すというのはなかなか難しい…。
とりあえずここは"見る"ことに徹したい。





- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -