2013年2月23日土曜日

アーリントンC展望 2013


過去のラップタイムは以下の通り。

2012 12.9-11.5-12.1-12.2-12.4-11.7-11.2-12.3
2011 12.6-10.8-12.0-11.9-11.8-11.5-11.2-12.4
2010 12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7
2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5
2008 12.8-11.0-11.4-11.5-11.7-11.7-11.3-13.2
2007 12.6-11.4-11.5-11.5-11.9-11.3-11.5-12.2

過去6年の平均ラップタイム
12.70-11.13-11.78-11.87-11.90-11.57-11.40-12.55
1.34.90




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、
道中は一旦落ち着く展開ではあるが極端には緩まずに、勝負所では一応しっかり
加速しつつ、ラスト1Fがかなり落ち込む形。

このレースの特徴は、前半または道中が意外と速く流れている…ということで、
(実際には前後半イーブンくらいではあるのだが)決め手勝負というコースの
イメージを考えると、前の方に比重が偏っている印象を受ける。

おそらくこれは、開幕馬場と(若駒のレースだけに)短距離馬の紛れ込みによる
ところが大きいと思うが、上がりの性能に優れた(人気になりやすい)タイプが
直線不発に終わる…事態も考えられるだけに、しっかり注意は払っておきたい。

したがってここでは、単に切れがあるというだけでなく、一定以上のスピードに
(レースを通して)耐えられる持続力を持っていることを重視したいところで、
尚且つ開幕週なので、好位から押し切れるタイプを狙いたい感覚。


好走する条件
・切れ&持続力(スピード耐性)があること


予想

◎カオスモス
前走は明らかに内有利な馬場で、自身は終始外々を回る形だったので、それでも
上位にしっかり粘り込んだ…という点で、地力は認めていいはず。
今回は内枠に入って条件は好転しているし、好位から前に圧力を掛けつつ決め手
勝負さえ避けられれば、普通に押し切れてもいいはず。

○ラブリーデイ
単純なパフォーマンス比較なら、朝日杯FSの内容は抜けた扱いでもいいくらい
だし、流れに乗り遅れがちなタイプ的に、広いコースに替わることはプラス。
それでいてこのレースは、持続力が問われるという方向なので、適性的には嵌る
可能性が十分ありそう。

▲レッドアリオン
前走では、内有利な状況で外を回した格好なので、とりあえずここは前進出来て
いい場面だし、たくさん経験した未勝利戦で、色々な形で高いパフォーマンスを
示していて、展開によらない強みもある。
勝ち切れないにしても、上位浮上の可能性は高そう。

注コパノリチャード
前走に関しては、見た目は派手でも内容的には特筆する程では…といったところ
だが、前々走では、厳しい展開を前からしっかりと粘り込んでいるので、一定の
地力はとりあえず認められる。
速過ぎず、遅過ぎない平均ペースに持ち込めれば。

△ケイアイヴァーゲ
前走は道中が締まり過ぎて浮上し切れない内容だったが、前々走の中京の厳しい
展開で、好位から溜め→切れを発揮した内容はここへつながっても良さそう。
裏付け的には、これ以上の評価にはしづらいところだが、粘り込む可能性は一応
考えておきたい。





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