2013年3月31日日曜日

ダービー卿CT展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.2-11.3-11.9-12.0-11.4-11.6-11.8-11.3
2011 12.7-11.4-11.5-12.0-11.8-11.0-11.0-11.9 阪神開催
2010 12.4-11.8-12.1-12.0-12.0-11.4-11.1-11.5
2009 12.4-11.3-11.5-11.6-11.9-11.5-11.7-11.8
2008 12.7-12.0-11.3-11.8-11.8-11.6-11.3-11.7
2007 12.6-11.3-11.1-11.2-11.5-11.6-11.7-12.1
2006 12.7-11.3-11.1-11.4-11.6-11.5-11.4-11.4
2005 12.6-10.8-11.5-11.5-11.4-11.5-11.3-11.7
2004 12.4-10.8-11.0-11.0-11.7-11.7-12.3-12.5
2003 12.6-10.8-11.4-11.4-11.5-11.7-12.1-12.4

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.51-11.27-11.43-11.54-11.64-11.57-11.63-11.82
1.33.42




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中はこのコースらしく
淀みのない展開になり、そのまま最後まで速いスピードを維持する形。

ここの特徴は、基本的に道中が緩まない…という部分で、全体としてフラットな
レース展開になりやすいため、当然のようにスピード持続力が必須となる。

それに加えて近年に関しては、前半のスピードがなかなか上がらない展開が増え
つつあって、(道中のスピードに耐えられることを前提として)決め手を備えて
いるタイプにも注意を払っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力&決め手があること


予想

◎トウケイヘイロー
元々少し一本調子…的なタイプだったはずだが、久々の前走で、ある程度溜めを
効かす内容で勝ち切った点は大きい。
それを考えると、地力は早い段階で示している馬だし、前走よりも(実質)もう
少しだけゆったり入れる可能性もあるここでは、更なる前進が期待できそう。

○ダイワファルコン
ある程度締まった形から決め手が問われる…という、近年のダービー卿には適性
的に合っているイメージ。
ある程度高い位置取りを確保して、道中を(相対的に)じっくりと進める格好に
なれば、斤量を背負う立場でも普通に出来ていいはず。

▲リルダヴァル
久しぶりのマイル戦だが、前回のマイル戦・ジューンSの内容がここにピッタリ
…というイメージで、可能性としては考えてみたいところ。
前走も締まった展開をしっかり追い掛ける内容で、臨戦過程的にも嵌りそうな
雰囲気ではある。注目したい。

注ムクドク
とりあえず直近の内容に関しては、前走の相当に速い展開と、前々走のゆったり
した展開の両方で、しっかりと勝ち切っている…という部分は評価できる。
ここは、それらの合わせ技…が必要な場面だが、一応内容を伴って結果を残して
いる馬の人気がそれ程上がらないようであれば、狙う価値は十分あるはず。

△ダイワマッジョーレ
3走前に示した持続力と前走で示した決め手を考えれば、ここでも浮上してくる
可能性はあっていいはず。
ただし前半近走と同じくらいの入り方をすると、後方からになり過ぎる可能性が
あるので、意識的に高めのポジションを取る…などの工夫は欲しいところ。

△ホーカーテンペスト
前走、前々走と、展開は多少違っているものの、ともに道中でしっかり脚を使う
格好から勝ち切っていて、ここでも浮上の可能性は十分ありそう。
それでも確実に後ろから…というタイプではあるので、好位から速い上がりで
まとめそうな馬がいるここでは、絶対的な信頼はしづらい。






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