過去のラップタイム(長いので変則)を調べると以下の通り。
2012 64.9-64.3-13.2-12.1-12.0-11.9-13.4(62.6)
2011 61.0-63.6-12.3-11.8-11.8-11.4-12.5(59.8)
2010 61.8-64.0-12.3-11.8-12.1-12.2-13.1(61.5)
2009 63.1-63.7-12.9-12.9-13.4-13.5-13.7(66.4)
2008 63.8-65.9-12.4-11.8-11.4-11.3-12.1(59.0)
2007 65.1-64.1-12.9-11.7-10.9-11.4-12.2(59.1)
2006 60.9-64.3-13.3-12.8-11.9-12.0-13.6(63.6)
2005 60.4-65.3-12.9-12.6-11.5-11.4-12.1(60.5)
2004 63.8-65.4-12.6-11.8-11.4-11.3-12.1(59.2)
2003 61.6-64.8-12.5-12.1-11.7-11.3-11.9(59.5)
過去10年の平均ラップタイム
62.64-64.54-12.73-12.14-11.81-11.77-12.67(61.12)
3.08.30
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、この距離だけに前半からかなりゆったりした流れで、
道中も相当に緩い展開になり、基本的には完全な上がり勝負になる。
これだけ道中が緩い流れで決め手が問われるとなれば、アイデアとしては
中距離馬の距離克服による好走というイメージは浮かぶのだが、実際の過去の
成績を見れば、それはG1でも好走できるレベルの馬の話であって、結局は
ステイヤー色の濃い馬の好走がほとんどという結果になっている。
このことは、阪神は京都に比べたら勝負所で一気に加速する展開になりやすい
ということに由来すると思われて、単純に速い上がりということであれば
中距離馬でも筋力に物を言わせて無理矢理好走できるかもしれないが、
(勝負所までに2000m以上を走ってから)一瞬の切れが問われるとなると、
結局は心肺の余裕(息の溜め)が必要になる…ということではないだろうか。
したがってここでは、展開としてはゆったりした流れにはなっても、もっと
ペースが上がっても対応できるくらいの持久力を備えた馬を中心に考えて
おきたいところ。
好走する条件
・高い持久力を持っていること
・ある程度の切れがあること
予想
◎ゴールドシップ
実力&適性的に、過去最も高いパフォーマンスを示しても良さそうな舞台。
王者の走りをじっくりと堪能させて頂きたい。
○デスペラード
この2戦だけで一定の持久力&決め手という部分は示していて、絶対的な存在を
除けば非常に薄いメンバー構成になった今回は当然の上位評価。
さすがに浮上するはず。
▲ベールドインパクト
この馬に関しては、今までどうしても長い距離が良いとは思えなかったのだが、
さすがにもうそろそろイメージを更新して、一定の持久力は認めたい。
当然このメンバーでは上位評価でいいだろうが、適性的に"切れ"という方向で
考えるのなら、3番手まで…という印象。
注マカニビスティー
持久力&持続力は高い馬だが、普通に考えれば届かない…という場面。
ただ4頭目をどうしても選ばなくてはいけない…となれば、結局この馬あたり
ということになる…本当にツラいメンバー構成。
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