過去のラップタイムは以下の通り。
2012 12.2-10.6-11.7-11.6-11.7-12.5 34.5-35.8
(参考:コース平均ラップ)
12.28-10.84-11.60-11.76-11.67-12.21 34.73-35.63
2012年ラップvsコース平均ラップ
(参考:クラス別コース平均ラップ)
500万下 12.21-10.85-11.66-11.83-11.74-12.15 34.73-35.71
1000万下 12.18-10.80-11.60-11.68-11.43-12.23 34.58-35.33
1600万下 12.25-10.80-11.55-11.65-11.50-11.80 34.60-34.95
オープン 12.23-10.87-11.43-11.43-11.40-12.13 34.53-34.97
クラス別コース平均ラップ
傾向
平均ラップタイムから、このコースは一応、前傾でラスト1Fがしっかりと落ちる
…という展開になり、やはり一定の持久力は問われる。
ただしサンプル数は少ないがクラス間での差を考えると、(最初の直線の短さも
あって)レベルが上がっても前半のペースはあまり変わらず、後半の方に大きく
差が表れていて、更に上級クラスほどコーナー部分での減速が小さくて、道中の
締まったフラットな形になっている。
つまりG1のここでは、単純にハイペースを耐える(浮上する)というだけでは
足りなくて、締まった道中を追い上げて、尚且つ直線ではしっかりとした脚を
発揮する必要があり、スピード持続力&決め手という要素が強く問われる。
あとはデータで言えば、枠的には、一応は7枠→8枠の順になっていて、4角で
ブレーキが掛かりがちな内枠よりも、スムーズにスピードに乗って行ける外枠の
方が有利な印象がある。
また脚質的には、好位差しをピークに先行~追い込みまで決まっているが、他の
距離と同じく、逃げには特に厳しい舞台設定になっている。
好走する条件
・一定の持久力があること
・持続力&決め手が必要
予想
◎サンカルロ
道中の締まった展開から終いまで伸び切る…という部分に関しては相当なものを
持っている馬で、適性的にはやはりここには嵌るイメージ。
前走に関しても、少なくとも上位馬に関しては、前半ゆったりと入る形になり、
いつもの阪急杯らしい内容では走っておらず、この舞台へ直接的につながる阪神
1400mにおいて、ロードカナロアとの決着はついていない…という扱い。
この馬がG1を勝てるとしたらここしかなく、陣営もそのつもりのようなので、
過去最高のパフォーマンスを想定し、ここは強く推してみたい。
○ロードカナロア
最内枠から少し窮屈に回ってきた昨年とは違って、今年は特に包まれるという
こともない枠に入ったし、地力でも決め手でも、特に問題は見当たらない。
当然普通に強い勝ち方をすることも考えられるが、大人気の今回は、思い入れの
ある馬を敢えて推したい…という意味での2番手評価にしておく。
▲ダッシャーゴーゴー
前半ではなく、道中が締まるという部分。そして決め手が問われるという部分。
適性を考えると、この馬にはピッタリ嵌る舞台に思える。
かなり細かい脚の使い方をする馬で、最後の最後をあと1つ伸び切れない印象は
どうしてもあるが、今回の馬体を見ると…これは推したい。
少しでも控える格好になれば(折り合いが付けば)可能性はあるはず。
注ドリームバレンチノ
ペース耐性と決め脚という部分に関しては当然示している馬で、とりあえず浮上
する可能性はここでは高そう。
ただしこの馬に関しては、柔らかくて少しゆったりしたタイプには思えるので、
タフな中京を力強く浮上し、勝ち負けを演じるイメージが何となく湧かない…。
感覚としては、複勝圏内争いまでとしたい。
△マジンプロスパー
パワーと持続力という部分で、中京1200mにはかなり合っているイメージの馬。
ただし終いを伸び切る…という部分が、このメンバーの中で比較すると少し弱い
印象はあって、結局は上位争いまで…の雰囲気。
前走のように控える方向を目指すにしても、そもそも切れでは威張れないタイプ
だったはずだが…。
☆エピセアローム
一応ペースへの耐性は示していて、終いを伸び切る…という部分でもなかなかの
ものがあり、適性的にはこの舞台に嵌る可能性もありそう。
ただし今回は、苦労するかも知れない枠に入ったことで、結果、下げて外を回す
形から完全にノーチャンス…という事態にもなりかねない雰囲気。
やや静観したい気持ちが強い。
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