2013年4月27日土曜日

青葉賞展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.3-10.8-12.0-12.9-12.9-12.8-12.5-12.5-12.1-11.6-11.2-12.1
2011 13.0-11.6-12.8-13.3-13.0-13.0-12.8-12.7-12.2-11.4-11.2-11.8
2010 12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7
2009 12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0
2008 12.5-11.3-12.4-12.7-12.9-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-11.2-12.0
2007 12.6-10.6-11.7-12.6-12.5-12.4-13.0-13.0-12.4-11.5-11.9-12.1
2006 12.6-11.1-12.0-12.4-12.3-12.1-12.5-13.0-12.0-11.5-11.6-12.2
2005 12.9-11.1-12.2-13.0-12.7-12.8-13.0-12.3-12.2-11.3-11.5-11.9
2004 12.5-10.7-11.8-12.4-12.8-12.7-12.7-12.2-12.2-11.3-11.4-11.4
2003 12.9-11.4-11.6-11.6-12.2-13.3-13.6-12.6-12.6-11.3-11.4-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.62-11.07-12.01-12.64-12.62-12.72-12.88-12.54-12.21-11.46-11.41-11.90
2.26.08




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペース~やや速いくらいの流れ、
道中はさすがにゆったりした展開になり、ラスト3Fで一気に加速した後は
ある程度速いスピードを維持しつつ、終いだけ少し落ちる形。

ここでは前半部分である程度引っ張られる形になっていることから、(緩むとは
言っても)長い道中を進めて、それでも勝負所までしっかりと余力を残す必要が
あって、一定の持久力は当然問われる。

また道中がゆったりする分、緩急のギャップは大きく、勝負所での一気の加速に
対応するための切れが必要で、さらにそこから長い直線でトップスピードを維持
するために、末脚の持続力を持っていることも重要になる。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定以上の持久力は欲しい


予想

◎ラストインパクト
前走では一定の持久力と決め手を示した格好だし、内容的にも、まだまだ余裕が
あった…という扱いになるので、ここでもう1つ上のパフォーマンスを発揮する
可能性は十分ありそう。
極端な上がり勝負にならず、ある程度地力が問われる形であれば。

○アウォーディー
前走はある程度積極的な競馬から、直線も良く粘った(伸びた)内容だったし、
タイプ的にも、かなりゆったりとした馬で、持久力は十分に感じられる。
"切れ"はあまり期待できそうもないが、ここでもまだ距離が足りない…ようにも
思えるくらいだし、とりあえず舞台が替わっての前進はあっても良さそう。

▲レッドレイヴン
東スポ杯2歳Sで示した内容は単純に強いし、走法的にも、距離延長に対しての
不安はあまり感じない。
当然、性能的にここは普通に勝ち切って良さそうではあるのだが、かなり間隔が
空いた状態での大人気…というのはやはり気になる。中途半端な静観…の姿勢。

注トウシンモンステラ
ゆったりと純粋な持久力を活かしたい…という方向の馬で、とりあえず前走の
内容に関しては、ここへの(地力の)裏付けとしては十分なくらい。
ただし、スピードそのものに対する耐性は微妙…なイメージがあるので、終いを
力強く伸び切れるかどうか…という点で、これ以上高い評価にはしづらい。

△サトノノブレス
前走は、締まった展開をある程度積極的な内容で好走している訳だし、一定の
地力は当然認められる。
今までに示した内容の、この舞台へのつながり…という点で、評価はこの程度に
止めたが、ここで新たな一面を見せれば勝ち負けを争ってもおかしくないはず。

△アドマイヤスピカ
前走ではしっかりと決め手を発揮して、前々走では一定の持久力を示していて、
ここと同じ距離で、適性の幅を示していることは当然プラスに捉えたいところ。
ただし両者の比較からは、長い道中で水準(格)が上がって得をするタイプでは
なさそうなので、ここは評価を上げるタイミング…という雰囲気ではない。






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