ダービー過去10年のラップタイム
過去(改修後)のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。
2012(ディープブリランテ:2.23.8)
12.8-10.8-12.0-11.7-11.8-11.7-12.2-12.4-12.3-11.7-12.0-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.1
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:03-04-04-03
勝ち馬上り3F:34.5
2011(オルフェーヴル:2.30.5)
12.7-11.3-12.8-13.1-12.5-13.0-13.2-12.8-12.6-12.3-12.2-12.0
天候:雨 芝:不良
上り4F:49.1 3F:36.5
前半1000m:62.4
勝ち馬コーナー通過:14-14-14-12
勝ち馬上り3F:34.8
2010(エイシンフラッシュ:2.26.9)
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9-12.4-11.3-10.8-11.3
天候:曇 芝:良
上り4F:45.8 3F:33.4
前半1000m:61.6
勝ち馬コーナー通過:10-09-09-11
勝ち馬上り3F:32.7
2009(ロジユニヴァース:2.33.7)
12.8-11.0-11.8-12.1-12.2-12.4-13.2-13.8-14.7-13.2-12.9-13.6
天候:曇 芝:不良
上り4F:54.4 3F:39.7
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-03
勝ち馬上り3F:39.2
2008(ディープスカイ:2.26.7)
12.5-10.6-12.4-12.9-12.4-12.8-12.3-12.2-12.2-11.8-12.2-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:48.6 3F:36.4
前半1000m:60.8
勝ち馬コーナー通過:15-13-14-15
勝ち馬上り3F:34.2
2007(ウオッカ:2.24.5)
12.6-10.9-12.3-12.6-12.1-12.1-12.7-12.6-12.2-11.4-11.4-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:60.5
勝ち馬コーナー通過:09-11-11-08
勝ち馬上り3F:33.0
2006(メイショウサムソン:2.27.9)
12.6-11.8-13.0-12.8-12.3-12.7-12.9-12.5-12.0-11.5-11.8-12.0
天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.3 3F:35.3
前半1000m:62.5
勝ち馬コーナー通過:05-05-03-03
勝ち馬上り3F:35.1
2005(ディープインパクト:2.23.3)
12.5-10.9-12.1-12.1-12.3-12.3-12.3-12.1-12.2-11.9-11.0-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.5
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:15-13-12-10
勝ち馬上り3F:33.4
2004(キングカメハメハ:2.23.3)
12.5-10.6-11.3-11.5-11.7-11.8-12.5-13.0-12.5-11.5-11.7-12.7
天候:曇 芝:良
上り4F:48.4 3F:35.9
前半1000m:57.6
勝ち馬コーナー通過:06-08-07-03
勝ち馬上り3F:35.4
2003(ネオユニヴァース:2.28.5)
12.4-11.1-12.9-12.6-12.1-12.6-13.6-12.8-12.1-12.1-11.5-12.7
天候:曇 芝:重
上り4F:48.4 3F:36.3
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:13-13-15-07
勝ち馬上り3F:35.3
過去10年の平均ラップタイム
12.60-11.03-12.28-12.41-12.22-12.49-12.80-12.71-12.52-11.87-11.75-12.23
2.26.91
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、スタート直後はやや速いくらいの流れで、向正面半ば
くらいまでは極端には緩まない。
その後3コーナー手前の上り坂から4コーナーあたりまではやや落ち着いて、
ラスト3Fで一気に加速する形から、最後の部分だけ少し落ちる。
ダービーでは、上記したように多少緩む場面も見られるものの、基本的に道中の
水準は(3歳戦としては)かなり高くなっていて、当然のように相当な持久力を
備えていなければ(勝負所まで余力を残せないため)まずは話にならない。
また上がりの部分では、(このコースらしく)勝負所で大きな加速を示すため、
そこで主張出来るだけの"切れ"を持っていることは当然武器になる。
ただし、長い直線を最後まで伸び切れるかどうか…という点も、ここでは厳しく
問われるので、加速の速さに加えて、トップスピードを長い間維持できることも
重視しておきたいところ。
脚質的には、厳しい流れが前提となるので、やはり中心は差し馬だと言えるが、
上がりのタイム自体がそこまで速くなる訳ではないので、極端な決め手を使える
ことよりも、地力に裏付けされた力強い"脚"を繰り出せるタイプを選びたい。
好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・勝負所での切れ&末脚の持続力を持っていること
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