2013年6月16日日曜日

ユニコーンS展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.4-11.0-11.6-12.1-12.6-12.3-12.1-12.4
2011 12.3-10.7-11.3-12.1-12.6-12.3-12.1-12.8
2010 12.3-11.0-11.6-12.1-12.2-12.3-12.0-13.1
2009 12.4-10.5-11.4-12.2-12.8-12.2-11.9-12.1
2008 12.4-10.8-11.4-12.1-12.2-11.9-11.8-12.5
2007 12.4-10.6-11.4-12.8-12.6-12.2-12.2-12.7
2006 12.2-10.6-11.3-12.2-12.6-13.0-12.3-13.0
2005 12.5-10.8-11.4-12.1-12.3-12.2-12.1-13.1
2004 12.0-10.7-11.6-12.0-12.7-12.1-12.1-12.8
2003 12.1-10.5-10.9-11.8-12.6-12.3-12.9-12.7

過去10年の平均ラップタイム
12.30-10.72-11.39-12.15-12.52-12.28-12.15-12.72
1.36.23




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなって、勝負所では加速する形には
なっているが、さすがにレース後半は時計の掛かる展開になる。

とにかくここの特徴は、芝でもハイペースに分類されるくらいの前半の速さで、
当然のようにかなりの持久力が問われることになる。
また上がりは長い脚が必要な形になっているために、末の持続力を持っている
ことも重要になる。

どちらにしてもこれだけ厳しい展開なので、細かい適性以上に、基本的には
地力の高い馬が自然と浮上してくるというイメージで、タフな流れを好走して
きたような馬を素直に狙いたいところ。


好走する条件
・相当な持久力が必要
・末脚の持続力があること


予想

◎エーシンレンジャー
この2戦はともに厳しい展開を好位から良く粘った…という内容だが、端午Sは
古馬OPの平均を余裕で上回るハイペースの追走で、それを受け流してほとんど
別のレースをした勝ち馬との差は気にならない。
ヒヤシンスSに関しても、同日のフェブラリーS以上の超ハイペースを、攻めて
攻めて粘った格好なので、4着ではあるもののかなり価値は高い。
今回は、それぞれの勝ち馬との再戦になるが、内容からは逆転も十分にありそう
だし、それでいてこのオッズというのなら、当然期待してみたくなる。

○チャーリーブレイヴ
同舞台での裏付けとしては、近年は(個人的に)グロリアスノアの示した内容が
最も価値が高い…という扱いだったのだが、この馬のヒヤシンスSは、それを
普通に超えるパフォーマンスになっている。
その時は超ハイペースで展開的に嵌った部分もあるし、そこからの間隔が空いた
状態はもちろん気になるが、やはりここは高い評価にしておきたいところ。

▲サウンドリアーナ
前走は確かに高いパフォーマンスで、とりあえず地力ではここでも上位の扱いを
してもいいはず。
ただしエーシンレンジャーなどと比べれば、展開的に嵌った部分もある訳だし、
それ以上にフィリーズレビュー(訂正:ファンタジーS)以降、芝ではかなり一本調子で、
味の無い内容に
なっていたあたりが、距離延長に対する不安を感じさせる…。半信半疑。

注ノウレッジ
タイプ的には、一本調子気味で、スピード耐性で勝負したいという馬で、実際に
朝日杯では、超ハイペースを終始外々を追走する形でも崩れない地力を見せた。
前走を、少し間隔が空いた状態と溜めが必要な舞台…という部分で度外視して、
このレベルでもダートが本当に問題ないのなら、可能性はあっても良さそう。

△ベリートゥベリー
地力の裏付けとしては、上位とはさすがに差を感じるのだが、一応示している
内容としては味がある…という部分もあって、ここでパフォーマンス的に前進
する可能性もなくはない。注目はしておきたい。






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