2013年7月21日日曜日

中京記念展望 2013


過去のラップタイムは以下の通り。

2012 12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9 47.0-48.1

2012年ラップvsコース平均ラップ



傾向
基本的にこのコースは、(平均ラップからも)前半がそれほど速くなるという訳
ではないが、最初の直線の長さによって4F目までなかなかスピードを落とさずに
流れるため、結果的に後半部分でしっかりと持久力が問われることになる。

展開的にはその後、コーナー部分で一旦落ち着いて→勝負所でしっかり加速する
という形になるので、ある程度高い水準の道中に対応できることを前提にして、
そこからしっかりとした決め手を発揮できるタイプを中心に考えたい。


好走する条件…かも知れない
・一定の持久力は必要
・切れがあること


予想

◎ランリョウオー
道中を高い水準で追い掛けられて、勝負所はしっかり切れて、それでも最後少し
止まって勝ち切れない…という馬だが、最後完全に惰性勝負になるここならば、
直線での相対的な勢いの違いで何とかなっても良さそう。
鞍上もこの舞台を完璧に掴んだ感のある浜中Jだし、ここは素直に期待したい。

○シャイニーホーク
米子S&六甲Sの内容からは、とりあえずここの展開には嵌りそう。
道中落ち着いて走れるか?という心配はあるが、スタートして直ぐにコーナーに
差し掛かる舞台で外枠を引いたので、自然と位置取りが下がれば解決しそう。
鞍上が小牧Jということも、このコースでは断然のプラス材料。期待したい。

▲リルダヴァル
最近は切れやスピードの部分で苦労して、道悪で格を上げる純粋な持久力タイプ
…という雰囲気だが、ジューンSなど、ここに嵌りそうな内容は示しているし、
単なる「スピード競馬」ではないこの舞台なら、違う一面が見られるのかも。
とりあえずこの馬までは、勝ち切る可能性を考慮しておきたい。

注ムクドク
特にハンデに恵まれている訳でもなく、結局は格負け…みたいに終わる可能性も
なくはないが、経歴では、一定水準の追走から決め手を発揮する…という内容は
しっかりと示しているし、普段間に合わなさそうな馬が間に合うこの舞台で嵌る
可能性はあって良さそう。一応注目してみたい。

△フレールジャック
地力では、ここではさすがに上位扱いの馬だし、浮上の可能性は当然考えたい。
ただし、どちらかと言うと切れというよりも持続というタイプなので、ジワジワ
伸びて掲示板…くらいに終わりそうな雰囲気が何だか漂っている。
内枠から上手く捌いて、直線で中~外へ持ち出す…的な完璧騎乗が必要そう。

△ウインドジャズ
中京では、1400mにもの凄く嵌る…というタイプなので、ここではない…のかも
知れないが、米子Sでは道中~上がりでなかなかの内容を示しているし、浮上の
可能性くらいはあっても良さそうに思える。
1600mでは高めの位置取りになりがちだが、今回しっかり控えるなら。

☆ドナウブルー
どちらかと言うと軽いスピードとか持続力…という方向の馬で、適性的に微妙な
ところがあるし、実質トップハンデという部分で、今回と同じ56kgを背負った
2戦(G1&G3)はともに10着。馬格のない馬だけに普通に斤量が堪えている
可能性すらある。それで1番人気というのなら…とりあえず静観。






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