過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2012 11.6-9.9-10.6-10.2-11.9 54.2 32.1-32.7
2011 11.8-10.0-10.5-10.0-11.5 53.8 32.3-32.0
2010 11.6-9.9-10.3-10.1-12.0 53.9 31.8-32.4
2009 11.9-10.2-11.0-10.3-12.8 56.2 33.1-34.1
2008 11.8-9.9-10.4-10.5-11.6 54.2 32.1-32.5
2007 11.9-9.9-10.7-10.5-12.1 55.1 32.5-33.3
2006 11.8-10.2-10.8-10.3-12.6 55.7 32.8-33.7
2005 11.7-10.0-10.7-10.2-11.4 54.0 32.4-32.3
2004 11.9-10.1-10.2-10.5-11.2 53.9 32.2-31.9
2003 11.8-10.0-10.4-10.0-12.0 54.2 32.2-32.4
過去10年の平均ラップタイム
11.78-10.01-10.56-10.26-11.91
54.52 32.35-32.73
傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、スタートから一気に加速して、2F目でスピードが頂点に
達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、再度加速しつつ、ラスト1Fはしっかりと
落ちる…という展開で、全体としては前後半イーブン~やや前傾といった形。
とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることがまずは
重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負というよりも、
どれだけトップスピードを維持できるか…という戦いになるために、高い持続力
(筋持久力)を備えていることが必要となる。
脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならない
レースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の
高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち、上がりの性能が高い
差し馬が狙い目になりそう。
好走する条件
・トップスピードの持続力があること
予想
◎リトルゲルダ
とりあえず前走に関して、(川田Jのコース取りによるところも大きいものの)
あの馬場で、内先行から押し切ったことは評価したいところ。
このコースでは雷光特別でスピード&極端決め手…という部分を示しているし、
開幕週で真っ当なスピード(持続)勝負という方向ならば、可能性としては当然
考えてみたい。相手は相当強力だが、妙味も含めて上に取ってみる。
○ハクサンムーン
昨年は前半でやり過ぎた感が強く4着に終わったが、もう少し落ち着いて"持続"
という部分を意識した騎乗であれば、この舞台には普通に嵌る…と思える。
その点、(近走そのような騎乗をしている)酒井Jが乗っているのは安心だし、
前走+16kgの馬体から上積みが見込めそうな今回は、やはり勝ち負けしそう。
単純に相手の妙味に釣られた…だけの2番手評価。
▲パドトロワ
昨年の内容は相当強く、スピード性能で完全に上…というところを示した格好。
今年に関しても、特殊条件でリピーターが活躍しやすいここでは当然期待したい
ところだが、斤量が56kg→59kgという部分でやはり割り引きたい感覚にはなる。
可能性としてはもちろん考えるが、強くは推しづらい。
注アウトクラトール
とりあえずダートを走れる馬に関しては、スピードに"耐える"ことに慣れている
…という部分で、この舞台では注目してみたくなる。
この馬自身は、昨年もまずまずの内容で6着には入っているし、枠的には前進が
あっても良さそうで、浮上の可能性は考慮しておきたい。
☆フォーエバーマーク
スピードは福島民友Cで示しているので、可能性としては考えたいところだが、
1200mでは、どちらかと言うとパワー&地力で耐える…というイメージがあり、
ラスト2Fの部分でもう1つギアを上げられるか…という懸念はある。
良い意味でも悪い意味でも、一応は注目したい。
☆スギノエンデバー
超ハイペースの北九州記念を勝ち切った時でさえ、前半3Fは33秒台だったので、
追走スピードという部分で、そもそもここでは土俵に上がれるかどうかが問題。
ただし、そこそこ間に合った場合に、31秒台の決め手で浮上…という可能性は
一応考慮しておく必要がありそう。一応。
☆デュアルスウォード
ダートの超ハイペース戦で地力を示している馬で、極端なスピードに"耐える"
という部分で、一応は可能性を考えてみたいところ。
単にスピード不足で終わる可能性もあるが、注目はしたい。
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