2013年11月9日土曜日

京王杯2歳S展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.7-11.3-11.6-11.9-11.3-11.0-11.4 35.6-33.7
2011 12.3-11.2-11.8-12.2-11.5-11.2-11.9 35.3-34.6
2010 12.5-10.9-11.7-12.4-11.7-11.0-11.6 35.1-34.3
2009 12.5-10.8-11.3-12.0-11.7-11.3-12.4 34.6-35.4
2008 12.4-10.9-12.1-12.1-11.4-11.0-11.7 35.4-34.1
2007 12.4-10.9-11.7-12.2-11.9-11.4-12.2 35.0-35.5
2006 12.6-11.1-11.4-11.9-11.6-11.4-12.6 35.1-35.6
2005 12.5-11.3-12.1-12.5-11.7-11.1-12.1 35.9-34.9
2004 12.5-11.3-11.6-12.1-11.5-11.5-11.6 35.4-34.6
2003 12.4-10.9-11.8-12.0-11.6-11.2-11.9 35.1-34.7

過去10年の平均ラップタイム
12.48-11.06-11.71-12.13-11.59-11.21-11.94
1.22.12 35.25-34.74




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はこの距離としてはゆったりとしたスタートから、
道中は4F目がしっかりと緩む展開、その後はラスト3F~2Fにかけて加速して
上がりの速い形となる。

このレースは各年の間での、特にラスト4F~2Fの部分のラップのバラつきが
小さくなっていて、展開的には一旦落ち着いてからの加速勝負が想定できて、
当然重要になるのは勝負所での切れと、そこから終いまで伸び切るための
持続力ということになる。

また改修後の東京では、ラスト3Fからのスパートになることが多いのだが、
ここの場合は各馬がじっくりと待ってから仕掛けているためか、ラスト2Fが
最もラップの速い形になっていて、そのこととスローからの上がり勝負という
展開が重なることで、基本的には前の馬有利となる。

ただし前から進める馬でも適性的に加速についていけなかったり、最後まで
伸び切れないような馬では話にならないので、脚質よりもまずはその点を
見極めておくのが先決と言える。


好走の条件
・切れ&持続力があること


予想

◎ラブリープラネット
中京の新馬戦でしっかりと切れを示しつつ、小倉2歳Sのハイペースでも十分な
粘りを見せていて、地力&決め脚という部分で、適性的にはこの舞台でも出来て
良さそうに思える。
走法的にもう少しだけゆったり感があれば…とも思うが、1400mならば何とか。

○モーリス
前走はまだまだ余力を残しているような内容で、しかも後ろを離してのレコード
勝ちだったので、それだけでも十分に価値は高いし、当然ここでは上位の地力。
ただしタイプ的には、少し持続力の方に寄っている印象はあるので、この舞台で
一瞬の切れで抜け出すような馬がいれば、残す可能性もありそう。

▲マイネルディアベル
くるみ賞はまずまずのペースから、しっかりと切れ味を発揮した格好で、ここへ
つながっても良さそうな内容だったし、函館2歳Sにしても、チグハグな競馬で
結果は出なかったものの最後まで止まっておらず、一定の地力は十分に感じた。
今回柴田Jに戻って少しだけ控える形になれば、自然と浮上しそうなイメージ。

注トーセンシルエット
東京7Fの直線勝負で勝ち上がった馬が、函館2歳Sのハイペース戦でも一応
しっかり浮上していて、両者を合わせて考えれば、ここの展開をこなす可能性は
十分にありそう。
極悪馬場の前走を度外視すれば、とりあえず人気を落とし過ぎの印象。

△クインズハリジャン
新馬戦の上がり勝負と未勝利戦の締まった展開の両方をこなしていて、ここにも
対応できる可能性は十分にある。
ただしイメージ的には、少しゆったりした馬体で、惰性を活かせるような舞台で
こそ…という雰囲気があるので、ここでは少し一本調子には見えるのかも…。

△アポロスターズ
新潟2歳Sは、1枚上の切れを発揮した差し馬が上位を占めたレースで、自身は
好位から進めて切れ負けした印象が強かった。
その点この舞台でも適性的に微妙なところはあるが、前走のハイペース戦を勝ち
切った地力は認められるので、一応は浮上の可能性も考えておきたい。

△ライアンセンス
未勝利戦を、道中で相当に脚を使う内容で勝ち上がっていて、地力という点では
ここでも上位には扱えそう。
ただし切れには課題がありそうなので、1400mの流れにしっかり引っ張られて、
新しい一面を見せれば…というイメージ。






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