ジャパンC過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2012(ジェンティルドンナ:2.23.1)
12.8-11.0-12.0-12.3-12.1-12.1-12.2-12.0-11.9-11.7-11.5-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.7
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:02-02-03-06
勝ち馬上り3F:32.8
2011(ブエナビスタ:2.24.2)
13.0-11.7-12.4-12.5-12.2-12.3-12.5-11.9-11.2-11.0-11.5-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:45.7 3F:34.5
前半1000m:61.8
勝ち馬コーナー通過:06-06-09-06
勝ち馬上り3F:33.9
2010(ブエナビスタ:2.24.9)注:1位入線
12.8-11.7-11.9-12.3-12.0-12.7-12.9-12.0-12.2-11.2-11.3-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:60.7
勝ち馬コーナー通過:12-14-12-10
勝ち馬上り3F:33.5
2009(ウオッカ:2.22.4)
12.7-10.5-12.0-12.0-11.8-12.2-12.1-12.0-12.0-11.4-11.4-12.3
天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-05
勝ち馬上り3F:34.8
2008(スクリーンヒーロー:2.25.5)
12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.4
前半1000m:61.8
勝ち馬コーナー通過:05-05-05-05
勝ち馬上り3F:34.0
2007(アドマイヤムーン:2.24.7)
12.9-10.7-12.0-12.3-12.2-12.7-12.8-12.6-12.2-11.3-11.1-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.3
前半1000m:60.1
勝ち馬コーナー通過:05-05-06-04
勝ち馬上り3F:33.9
2006(ディープインパクト:2.25.1)
13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5
天候:小雨 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.3
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:11-11-11-07
勝ち馬上り3F:33.5
2005(アルカセット:2.22.1)
12.5-10.7-11.5-11.8-11.8-11.9-12.0-11.8-11.8-11.9-12.0-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:48.1 3F:36.3
前半1000m:58.3
勝ち馬コーナー通過:13-12-09-09
勝ち馬上り3F:34.8
2004(ゼンノロブロイ:2.24.2)
12.8-11.2-11.9-11.7-11.8-12.0-12.3-12.8-12.7-11.7-11.4-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.7 3F:35.0
前半1000m:59.4
勝ち馬コーナー通過:07-07-07-06
勝ち馬上り3F:34.3
2003(タップダンスシチー:2.28.7)
12.9-11.7-13.1-12.4-11.8-12.2-12.2-12.8-12.2-12.0-12.4-13.0
天候:曇 芝:重
上り4F:49.6 3F:37.4
前半1000m:61.9
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:37.4
過去10年の平均ラップタイム
12.81-11.23-12.16-12.20-12.03-12.36-12.43-12.23-12.00-11.49-11.52-12.03
2.24.49
傾向(過去記事の転載)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで、道中は向こう正面
~3コーナー付近がやや落ち着く展開、その後3~4コーナー中間あたりから
徐々にペースアップしつつ、勝負所で一気に加速して上がりが速くなる形。
2005年のように前半~道中が極端に速くなり、相当な持久力&持続力が問われた
ケースもあるし、2008年のように前半~道中ゆったり流れて、折り合い&決め手
勝負というケースもあって、展開の振れ幅の大きいレースではあるが、この舞台
なので、まずは純粋な持久力と上がりの性能が重視されることは間違いない。
もし仮にスローに流れたとしても、(騎手も含め)メンバーレベル自体が高く、
その中には当然勝ちに行く(行かなければならない立場の)馬もいるはずで、
勝負所で他馬に先駆けて動く⇒それだけ十分な余力を残している必要があって、
やはり一定以上の持久力は問われることになる。
またここでは(改修後東京コースで共通した特徴の)勝負所での仕掛けの早さが
あるので、仮に上がり勝負になっても、一瞬の切れだけでなく、長い直線を最後
まで伸び切る能力が問われるため、結局は、地力の高い馬が(浮上するという
よりも)押し切ってしまう可能性が高くなる。
脚質的には、道中で楽が出来る場面はあっても、上がりでは長い脚を使う必要が
あるために逃げ馬には少し厳しくて、それを少し離れたポジションから見る形の
好位差しあたりが最も勝ち馬のイメージに近そう。
好走の条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定以上の持久力はやはり必要
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