2013年12月8日日曜日

カペラS展望 2013


過去のラップタイムは以下の通り。

2012 11.9-10.6-11.7-12.4-12.1-12.1 34.2-36.6
2011 11.8-10.5-11.4-12.0-11.6-11.8 33.7-35.4
2010 11.7-10.3-11.0-11.9-12.1-12.7 33.0-36.7
2009 12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2 33.6-36.0
2008 12.1-10.0-10.6-11.5-12.0-12.5 32.7-36.0

過去5年の平均ラップタイム
11.92-10.36-11.16-11.96-11.92-12.26
1.09.58 33.44-36.14




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなって、勝負所は何とか
踏み止まりつつも、後半はガクっとペースが落ちる展開。

ここの特徴は、やはり前半の極端なまでの速さだと言えて、速い流れへの対応力
(スピード)と、終いの部分を粘れる持久力を備えていることが必須となる。
(他よりも少し落ちついた年でも、結局展開的にはしっかりとした前傾)

脚質的には、前残りも差し決着もあってペース次第という他はないが、差し馬の
場合も、(個々のパフォーマンスとしては)前半しっかり脚を使っている内容を
示していて、やはりここでは、ハイペース耐性の裏付けだけは取っておきたい。


好走の条件
・先行力(スピード)があること(注:位置取りではない)
・高い持久力が必要


予想

◎スイートジュエリー
ここの超ハイペースに対するハッキリした裏付けはないものの、前走&前々走の
パフォーマンスならばここでも十分戦えるだろうし、前走のようなイメージで、
好位にこだわらない競馬であれば勝ち切れても良さそう。
その意味では、受け流す方向の北村友Jへの乗り替わりはむしろプラスかも。

○マルカバッケン
昨年もここで4着しているし、それ以上に速い展開になったジャニュアリーSや
千葉Sでもしっかり浮上していて、実力&適性ともに上位扱いでいいはず。
あとは休み明けの状態次第だが、ハイペースを少しでも受け流す競馬であれば、
確実に浮上はしてきそう。

▲セイクリムズン
超ハイペースになった2010年にここを勝ち切っているように、元々地力では当然
上という存在だし、再度勝ち切っても全くおかしくはない。
ただし現状は、スタートからスピードで押し通すような格好よりも、じっくりと
持続力を活かす展開でこそのイメージで、ここがベスト…とは言えない。微妙。

注ティアップワイルド
元々の地力と、この舞台に対する適性では当然上位に扱える馬だし、とりあえず
注目はしてみたい存在。
もちろん状態がどうなのか?…というのはあるが、前走でマイルの厳しい展開を
経験して、臨戦過程としては理想的だし、この人気ならば少し上げてみたい。

△シルクフォーチュン
昨年はここを勝ち切った訳だが、馬場の影響から、それ程速くない流れでも前が
崩れる…という少し特殊な状況だったし、自身としてもこのレースとしては異例
とも言える、後傾の内容を示していて、それを再現するのは少し難しそう。
結局は、あくまで嵌れば…という扱い。

△ノーザンリバー
とりあえずの印象として、地力はもちろん高いとは思うが、持続力を活かしたい
方向の馬ではあるので、ここのハイペースから耐える…という競馬がベストとは
さすがに言えない。
前半をしっかり受け流す形であれば。その意味では最内枠というのがネック。

△スリーボストン
室町S&栗東Sの内容は強くて、ここでも上位には扱えるのだが、昨年も太秦S
&西陣Sで強い内容を示しつつも、カペラSや京葉Sでは何ともならず、結局は
このコースの、スタートから全開という展開が合わないのでは?…となる。
それでいて穴人気くらいになるのであれば、やや静観したい気持ちにはなる。






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