レース総括 |
■道中がかなり締まって、ラストは完全に右肩下がりの展開 |
■持久力&相当な持続力が問われた |
京成杯結果
1 | プレイアンドリアル | 2.01.1 | 36.2 | 06-06-09-08 |
2 | キングズオブザサン | 2.01.4 | 36.6 | 09-10-07-06 |
3 | アデイインザライフ | 2.01.4 | 35.8 | 16-16-16-15 |
4 | ピオネロ | 2.01.6 | 36.6 | 12-13-12-11 |
5 | マイネグレヴィル | 2.01.6 | 37.2 | 02-02-02-02 |
天候:晴 芝:良
上り4F:48.8 3F:36.8
前半1000m:60.6
12.4-11.0-12.9-11.7-12.6-11.7-12.0-11.9-12.3-12.6
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで、道中は緩急激しく尚且つ
水準が相当に高い展開になり、その後は勝負所まである程度速いスピードを維持
しつつ、直線は完全に右肩下がり…という形。
今回の特徴は、まずはやはり道中の速さだと言えて、その部分で各馬かなり脚に
堪えるような競馬になったはずなので、そうなれば当然、適性面では高い持続力
(筋持久力、スピード耐性)を備えていることが重要になった。
また勝負所~直線に関しては、各馬の脚が上がって、徐々に減速していく格好に
なり、そこで大きく崩れないで惰性を効かすために、やはり一定以上の持久力を
備えている必要があった。
これだけの展開なので、この先に向けての大きな裏付けになりそうだし、(脚質
的にさすがに差し有利だったので)先行して負けた馬の巻き返しなども含めて、
メンバーの今後にはしっかり注目していきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
プレイアンドリアル
厳しい道中を追走しつつ、直線ではしっかりとした脚を見せていて、改めて持続
性能の高さを証明した格好。
それでも今回は、東京スポーツ杯で示したパフォーマンスがつながりやすい展開
だったとは言えるので、この先は、前半でもう少し引っ張られる形や、勝負所で
しっかり加速する形への対応を示せるかどうか…という点に注目したい感覚。
その意味で、皐月賞直行とかは是非とも止めて欲しい…。
キングズオブザサン
前走の、前半速くある程度メリハリのつく展開と、今回の、道中が極端に締まる
展開の両方で結果を出したことは価値が高い。
特に今回は、元々厳しい展開にも関わらず、勝負所はかなり積極的に攻めた内容
だったので、それを考慮すれば、とりあえず勝ち馬との差をそのまま受け入れる
というのは早計…という気はする。
当然この先の、更なる前進に期待したい。
ピオネロ
今回は後方からの競馬で、3角から徐々に動き出して、直線は少し止まりつつも
惰性で一応浮上した…という格好だった。
タイプ的にゆったりとした雰囲気があって、柔らかそうな筋肉をたっぷり備えて
いる馬で、4コーナー~直線での挙動などを見ても、もう少し距離が伸びた方が
良さそうな印象を受けた。
少なくとも、(同距離でも)道中がもう少し落ち着いてメリハリのついた展開に
なれば、確実に前進は出来そう。次走注目したい。
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