2014年1月19日日曜日

日経新春杯展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.5-11.6-11.8-12.2-12.3-12.3-12.5-12.5-12.1-11.9-11.6-11.7
2012 12.3-11.0-11.3-12.2-12.3-12.5-12.4-12.8-11.8-11.5-11.7-11.9
2011 12.6-10.8-10.8-12.7-13.2-12.6-12.6-12.9-11.9-11.1-11.6-11.8
2010 12.7-10.3-11.0-12.4-12.5-12.4-12.3-12.9-12.1-11.9-12.1-11.8
2009 12.7-11.3-11.7-12.7-12.7-12.6-12.6-12.1-11.6-11.9-11.9-12.8
2008 12.5-11.4-11.3-12.7-12.8-12.6-12.5-12.3-11.9-12.2-12.2-13.0
2007 12.5-11.2-11.0-13.0-12.8-13.0-13.8-12.8-11.7-11.7-11.6-12.3
2006 12.6-10.9-11.3-12.7-12.4-12.5-12.7-12.7-12.2-11.7-12.0-12.6
2005 13.0-12.2-12.2-13.8-12.9-12.9-13.2-12.9-11.8-11.5-10.8-11.8
2004 12.8-11.2-11.4-12.3-12.1-12.3-12.7-12.5-12.1-11.6-11.8-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.62-11.19-11.38-12.67-12.60-12.57-12.73-12.64-11.92-11.70-11.73-12.14
2.25.89




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、スタート直後がかなり速く流れて、道中は一旦は落ち
着く展開となり、その後3コーナー付近からレースが動き出して、ほぼ確実に
ロングスパートという形になる。

形としては一応上がり勝負のようにも見えるのだが、前半はしっかりと速くて、
道中もまずまずの水準では流れるために、速い脚が使えるということよりも、
とにかく"止まらないこと"が重要になる。
当然中心になるのは、持久力&持続力を備えたスタミナタイプ…だと言える。

脚質的にも、(相対的に)少しでも前半で脚を使わない差し馬が基本的には有利
だと言えて、(結果的に切れ負けしていても)展開に関わらず、最後まで確実に
伸びてくるようなタイプには特に注意しておきたい。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎サトノノブレス
一定の持久力は当然備えていて、タイプ(身体的な特徴)としても、じっくりと
加速する舞台の方が合っているので、ここではやはり有力な存在。
ハンデに関しても、菊花賞2着馬が55kgで済むのなら手頃だと言えるし、鞍上も
しっかりと確保して、条件としては万全…といった印象。素直に期待したい。

○カワキタフウジン
一定の持久力&決め手という点で単純にパフォーマンス比較すれば、とりあえず
普通に上位に扱えるし、この舞台でも(トレイルブレイザーが勝った)烏丸Sで
それなりに高いパフォーマンスを示していて、適性面でもおそらく大丈夫。
間に合うかどうか?という不安はあるが、自身は確実に浮上してきそう。

▲アドマイヤフライト
かなりゆったりとしたタイプで、持久力という部分では十分足りていそうだし、
イメージとしては、長距離寄りのこの舞台には当てはまる。
ただし、どちらかと言うと切れの方に寄っているような印象ではあるので、最後
伸び切れるかどうか?という部分で、勝ち切るまでは難しいのかも知れない…。

注ラブイズブーシェ
厳しい展開の有馬記念&福島記念で浮上しているのだから、一定の持久力は当然
備えていると言えるし、ここでもさすがに浮上はしてきそう。
ただしタイプ的に、明らかにパワー寄りの印象ではあるので、この舞台に確実に
嵌るとは言いづらい部分があって、これ以上強く推すのは躊躇してしまう…。

△コウエイオトメ
同舞台の比叡Sでは、まずまずの水準で道中を進めながら、しっかりと決め手を
発揮して勝ち切っていて、その時の内容を考えると、ここでも一応は上位扱い。
タイプ的には、多少切れ寄りの印象ではあるので、このメンバー相手に、ラスト
1Fで主張するのは難しそうだが、そこまでにそれなりの着には浮上していそう。

△ステラウインド
前走は、フランス帯同帰りの状態で、超ロングスパート戦を好位から良く粘った
という強い内容で、地力に関してはここでも上位に扱っていいはず。
ただしそれ程ゆったりしているタイプではなく、京都外回りのイメージとは少し
違っているので、追走で無駄脚を使ってしまわないか?という不安は正直ある。

△フーラブライド
前走の重賞勝ちは、ゆったりとした流れからの直線勝負でのものだが、3走前は
前半はともかくとして、道中高い水準で進めつつ、3コーナーから動く形で差し
切って、持続力など、一応の実力は示している。
あとは今回、前半もう少し引っ張られてどうか…といったところ。

☆テイエムイナズマ
かなりゆったりしたタイプで、切れという要素はハッキリ欠いているため、下り
坂の後押しがあるこの舞台に替わっての前進はあっていいはず。
それでもそろそろ、末脚の持続力…というだけでは物足りない雰囲気にはなって
きているので、強く推したい気持ちには最早ならない。






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