2014年2月27日木曜日

小倉大賞典回顧 2014


レース総括
■向こう正面で一気にペースアップ→最後まで速いラップを刻む展開
■道中~上がりでの持続力が問われた


小倉大賞典結果
ラストインパクト1.45.3 34.6 11-11-01-01
カフナ1.45.7 34.5 07-06-06-04
ブレイズアトレイル1.45.7 34.2 09-09-10-10
ゼロス1.45.8 34.8 02-02-03-02
アロマティコ1.45.8 34.0 14-13-13-10

天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.6
前半1000m:59.4
12.5-11.2-12.2-12.2-11.3-11.3-11.4-11.4-11.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで進んで、道中少し落ち着き掛けた
瞬間に向こう正面で一気にペースアップ、そのまま勝負所~直線までかなり速い
ラップを刻み続ける…という形。

とにかく今回は、(向こう正面での)ラストインパクトの一気の仕掛け…という
一点に尽きて、それも(芝がかなり速い状態だったとは言え)相当高い水準まで
引き上げた格好になったので、引っ張られた馬たちに関しても、ラスト5Fの間、
かなり長い脚を使わされることになった。

もちろんこの展開では、持久力という点ではまた別のレースによる確認が必要に
なるが、(末脚の)持続力という適性面では、この先大きな裏付けになっていき
そうな雰囲気。
各馬のパフォーマンスをしっかり咀嚼して、それぞれの今後に注目したい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ラストインパクト
向こう正面で一気に浮上して、3角先頭からそのまま他を寄せ付けずに押し切る
…という、これまでのイメージを完全に覆すレベルのハイパフォーマンス。
持久力という点でも、菊花賞でそれなりのものを示している訳だし、これだけの
内容を示せるのであれば、後半の持続力勝負となる舞台では、この先かなり期待
して良さそうな雰囲気。
実際に今後、どこへ駒を進めるのかは知らないが、天皇賞好走…というのは十分
あり得るだろうし、中距離に的を絞っても、可能性は幾らでも考えられそう。
(あと確認したいのは道悪&パワー馬場適性…というくらい)

ゼロス
ラストインパクトのペースアップによって、好位の馬には少し厳しい競馬には
なったが、その中でこの馬だけが唯一最後まで粘り込んだ格好。
やや一本調子なところがあって、前半から脚を使う形だとどうしても最後が甘く
なるが、スタートをゆったりと入ることが出来れば、かなりシブとく脚を使え
そうなイメージ。
その点を踏まえて、この先しっかりと注目していきたい。
(長い目で見て、エプソムCあたりなら何とかなるのかも…という気はする)



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