2014年2月21日金曜日

ダイヤモンドS展望 2014


過去の(長いので変則)ラップタイムを調べると以下の通り。

2013 35.1-37.4-39.2-39.6-12.3-12.0-11.8-12.0-12.5
2012 37.6-39.1-40.8-40.5-12.2-11.4-11.2-11.5-12.5
2011 38.1-37.2-37.9-38.6-12.6-12.2-11.3-11.9-12.1
2010 37.8-38.0-39.1-37.2-12.5-12.1-11.2-12.1-12.6
2009 36.2-36.1-37.4-38.4-12.2-12.0-11.9-11.9-13.3
2008 38.1-37.0-40.3-37.9-12.4-12.0-11.6-11.5-12.8
2007 36.5-37.2-39.0-37.9-12.9-12.0-11.1-11.7-12.3
2006 36.9-37.3-37.4-37.3-12.4-12.4-11.7-12.3-12.6
2005 39.3-38.6-36.2-37.8-12.7-13.1-11.7-11.6-12.5
2004 38.2-38.4-38.4-36.3-12.3-12.1-12.0-11.9-12.3

過去10年の平均ラップタイム
37.38-37.63-38.57-38.15-12.45-12.13-11.55-11.84-12.55
3.32.25




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、コース形状による多少の緩急を除けば、前半~道中は
一定に近いゆったりした流れで、その後ラスト5F~4Fあたりから徐々にペース
アップして、ラスト3Fで一気に加速→右肩下がりという形。

大回りでスピードが出やすいためか、道中の水準が案外高くなることもあるし、
そもそもこの距離なので当然だが、やはりここでは持久力が必須になる。

また上がりの部分では、勝負所でしっかり加速することから、そこでスムーズに
動いて行ける機動力(結局は持久力に由来する)が必要で、さらにはそこからの
減速区間で(脚が上がってから)惰性を効かせられるようなタイプが嵌る印象。


好走する条件
・ある程度高い持久力が必要
・勝負所で切れを発揮できること


予想

◎アドマイヤバラード
血統に関して、母父ヘクタープロテクター…という点で、少しだけ引っ掛かりを
感じなくもないが、兄アドマイヤメインという点でとりあえず納得しておけば、
馬自身の特徴としては、繋が長くかなり寝ていて、ゆったりとした走法的にも
単純に長距離適性は高そうだし、ラストの惰性もしっかり効きそうなイメージ。
今回は頭数も落ち着いたし、ある程度好位から押し切る可能性は十分ありそう。

○タニノエポレット
元々かなりゆったりした走りをするタイプで、本質的に長距離は合っているし、
終いの脚もある馬なので、この舞台に嵌る可能性は高そう。
位置取り的にも極端に後ろから…ということはないだろうし、前走程にピッタリ
嵌らなくても、普通に勝ち負け争いはしてきそう。
今回は単純に相手に注目してみたい…というだけの2番手評価。

▲ファイヤー
前走は、最後方から向こう正面でかなり動く競馬をしつつも、最後まで崩れる
ことなくジワジワと詰めていた印象で、ある程度の"惰性力"を示した格好。
馬体的には、かなりゆったり&バランスの良い形をしていて、この条件に嵌って
良さそうな印象はあるし、とりあえずこの路線ではまだ見限れない。
今回は鞍上が大幅に強化されていて、前進する可能性は十分にありそう。

注フェイムゲーム
このメンバーに入れば単純に実力で上位扱いになりそうだが、方向性としては
やはり中距離の持続戦でこそ…というイメージで、超長距離、広いコースという
点が微妙なところ。
可能性としては当然考えたいが、強く推す…という感覚までは正直ならない。






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