2014年3月1日土曜日

アーリントンC展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8
2012 12.9-11.5-12.1-12.2-12.4-11.7-11.2-12.3
2011 12.6-10.8-12.0-11.9-11.8-11.5-11.2-12.4
2010 12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7
2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5
2008 12.8-11.0-11.4-11.5-11.7-11.7-11.3-13.2
2007 12.6-11.4-11.5-11.5-11.9-11.3-11.5-12.2

過去7年の平均ラップタイム
12.69-11.16-11.81-11.94-11.97-11.54-11.33-12.44
1.34.89




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一旦
落ち着く展開ではあるが極端には緩まずに、勝負所では一応しっかり加速して、
ラスト1Fがかなり落ち込む形。

このレースの特徴は、前半または道中が意外と速く流れている…ということで、
(実際には前後半イーブンくらいではあるのだが)決め手勝負というコースの
イメージから考えると、前半の方に比重が偏っている印象を受ける。

おそらくこれは、開幕馬場と(若駒のレースだけに)短距離馬の紛れ込みによる
ところが大きいと思うが、上がりの性能に優れた(人気になりやすい)タイプが
直線不発に終わる…事態も考えられるだけに、しっかり注意は払っておきたい。

したがってここでは、単に切れがあるというだけでなく、一定以上のスピードに
(レースを通して)耐えられる持続力を持っていることを重視したいところで、
尚且つ開幕週なので、好位から押し切れるタイプを狙いたい感覚。

※近年に関しては少しペースが落ち着く傾向にあるが、結果的には地の強い馬が
しっかり上位に入っていて、狙うべきタイプとしては、これまでとあまり変化を
つける必要はなさそう。


好走する条件
・切れ&持続力(スピード耐性)があること


予想

◎ミッキーアイル
近3走で示した持続力と切れを考えれば、当然有力な存在ということになるし、
今回は外枠とは言え、頭数が落ち着いたためマイペースで刻める可能性も高く、
ここは当然残るものとして考えたいところ。
言うまでもなく大人気だが、素直に信頼しておきたい。

○タガノグランパ
前走では、締まった展開を追い掛けて、上がりでもしっかりした脚を使えている
訳なので、スピード耐性の問題はとりあえずない。
スパッと切れるイメージとは少し違うが、ある程度積極的な内容ならば、ここも
浮上する(粘り込む)可能性が高そう。

▲タガノブルグ
スピード自体への対応は1200mで示している訳だし、前走では、じっくり進めて
→終いを伸び切る…という脚の使い方が出来ていて、イメージ的には距離延長で
前進しそうな雰囲気。
ポジション次第では際どいところまで迫る…という可能性があっても良さそう。

注エイシンブルズアイ
前々走は道中~上がりでしっかり脚を使って浮上し、前走はスローの楽逃げでも
上がりでは力強い決め脚を見せた。
今回はミッキーアイルがいるので、前走のようにはいかないだろうが、それでも
ある程度好位につけられれば、後半部分で十分主張できて良さそう。

△グッドスピリッツ
前走では、馬場の悪そうな内を突きながら、直線は鋭く伸びていたし、決め手に
関してはなかなかのものを見せている。
後は前半~道中のスピードへの対応という部分が大丈夫であれば、ここでも一応
候補には挙げられそう。

△フェルメッツァ
前の詰まった前走は別として、パフォーマンス的にはそれなりの水準で進めても
常に安定した脚が使えている。
ただしこれ!という決め手には欠ける印象で、イメージ的には中団からのなだれ
込みが妥当…という雰囲気。

☆アドマイヤメテオ
新馬戦で示した持続力を考えると、地力の面では一応は考えられなくもないが、
前走を見ると、何だかギアが上がり切らないイメージで、ここでは切れ負けする
可能性が高そう。静観。






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