2014年4月11日金曜日

ニュージーランドT展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.6-11.3-11.8-12.1-12.2-11.7-11.4-11.7
2012 12.1-10.6-11.3-11.6-12.0-11.7-12.0-11.9
2011 12.3-11.5-12.1-12.2-11.8-11.1-11.3-12.2 阪神開催
2010 12.4-11.0-11.5-11.8-11.3-11.7-11.5-11.7
2009 12.5-10.8-11.6-11.3-12.2-11.7-11.9-11.8
2008 12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9
2007 12.4-10.8-11.3-11.6-12.2-12.1-11.7-11.8
2006 12.5-10.9-11.2-11.4-11.8-11.7-11.7-12.3
2005 12.4-10.8-11.2-11.4-11.8-12.1-11.5-12.2
2004 12.3-11.3-11.3-11.4-11.6-11.4-11.8-12.4

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.41-10.94-11.36-11.56-11.88-11.79-11.77-12.08
1.33.78




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、レース前半はかなり速く流れ、3コーナー辺りになって
漸く落ち着くような展開で、勝負所では僅かながらの加速を示しつつ、そこから
終いまで一定に近いスピードを維持する形。

とにかくここでは、速い前半~道中に掛けてなかなか息を抜けない展開になる
ために、まずはスピード持続力を持っていなければ話にならない。
⇒その意味で、将来的に1400mで活躍しそうなタイプの方が合っている。

脚質的には、この展開でも極端に後ろからではなかなか届かないので、好位or
中団から押し上げていけるタイプ…といったイメージで、何はともあれスピード
持続性能が物を言う…という雰囲気。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎ショウナンワダチ
元々は、早めに始動して終いを伸び切る…というようなパフォーマンスを発揮
していた馬なので、明らかに持続力の方にその特徴があるはずで、その意味では
前走は、前半~道中が極端に緩い流れからの究極的な上がり勝負だったのだから
単に切れ負けしただけ…と考えていいはず。度外視。
朝日杯に関しても、6着ではあったが、大外枠発走ながらパフォーマンス的には
上位とそれ程差のない内容になっているし、ここは巻き返しが期待できそう。
朝日杯でも本命にしたが、条件好転のここで、もう1度狙ってみたい。

○ショウナンアチーヴ
前走では、勝負所で少し狭い場面がありつつ、最後は一応浮上してきた訳だが、
タイプ的にはやはり、厳しい流れの中でも多少の変化がつくような舞台よりも、
一本調子に持続するくらいの舞台(展開)の方が合っていそうで、朝日杯という
大きな裏付けもあるこのコースに替わることは当然プラス。
最後の最後を伸び切れるかどうか?…という部分で、勝ち切るイメージは案外
湧いてこないのだが、好走は確実にしてきそう。

▲マイネルディアベル
朝日杯では、道中がしっかりと締まった展開を好位から進めて良く粘っていて、
それまでのイメージを覆して、高い持続力を備えていることを示した。
前走も、展開や馬場などで得をした部分はあるものの、内容的にはまずまずの
パフォーマンスになっていて、ここで前進する可能性もありそうだし、やはり
上位には扱っておきたい存在。

注アルマエルナト
前走は、相当速い流れを後方から浮上した格好で、展開的には恵まれた部分も
大きい訳だが、自身のパフォーマンスとしては、前後半イーブンという脚の使い
方をしていて、適性面からはここにつながってもおかしくなさそう。
ある程度の自在性もあるタイプだし、距離延長もこなせて良さそうに思える。

△メイショウコルノ
スプリント戦を勝ってここへ駒を進めた訳だが、走法的には1200mは明らかに
短く感じる馬だし、元々淀みのない展開のマイル戦で勝ち上がっているように、
距離延長&展開に対する不安は特にない。
大型の馬で、現状ではまだ緩さもあるのだが、可能性としては考えてみたい。

△カラダレジェンド
前走は、最後は少し垂れる格好になったものの、休み明けの状態でかなり厳しい
展開をある程度好位から進めた訳なので、結果自体は仕方のない部分もある。
結局のところ締まった展開に対する裏付けは薄いが、溜めを効かせられる馬では
あるので、距離延長のここで巻き返す可能性もあっていいはず。

△ベルルミエール
前走では、厳しい展開をある程度好位から進めて、坂上までしっかり粘り込み、
地力の高さを証明した格好。
その内容自体は距離延長につながるという訳ではないし、今回大外枠に入った
点は微妙だが、実力である程度の着に粘る…とかは十分あって良さそう。

△ウインフェニックス
道中の絶対的なスピードに対しての確かな裏付けはないのだが、今まで崩れた
ことがない…という部分で、底辺の高さは確実にあるはずだし、やはりここでは
軽視はできないイメージ。
可能性としては一応考えておきたい。






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