2014年5月24日土曜日

平安S展望 2014


過去のラップタイムは以下の通り。(東海S時代込み)

2013 7.0-10.7-11.0-12.6-12.9-13.2-12.9-12.1-12.0-12.5

~東海S~
2012 7.0-10.9-11.4-12.7-12.7-12.9-12.3-12.0-11.9-12.6
2011 6.7-11.7-11.6-12.4-12.1-12.1-11.8-11.7-11.4-12.2
2010 7.0-10.8-11.5-12.8-12.5-12.5-12.3-11.9-12.0-12.1

過去4年のラップタイム
6.93-11.03-11.38-12.63-12.55-12.68-12.33-11.93-11.83-12.35
1.55.60




傾向(過去記事の一部修正)
1900mは1800mと比べて最初の直線が長いためか、このコースでは前半が少し
速くなりがちで、その分道中一旦落ち着く形から、勝負所はある程度加速する。

つまりここで重要なのは、「速→遅→速」というリズムに対応できること。
具体的には、脚を溜めるべき道中で、無駄脚を使わないための持久力を備えて
いることがまずは必要になる。

そして上がりの部分に関しては、仕掛けが早くなりがちの舞台なだけに、ラスト
4Fをしっかり伸び切れる…というのも当然重要になるが、それ以上に、単純に
ここの速い上がりに対応できる…という性能に優れたタイプが中心となりそう。


好走の条件
・持久力&決め手があること


予想

◎ナムラビクター
単純に、この舞台につながりそうな仁川S&ベテルギウスSの内容を考えれば、
実力&適性ともにここでは圧倒的な存在ということになるし、とりあえず雨でも
降らない限りは負ける要素が見当たらない。
当然大人気にはなるだろうが、ここは素直に期待しておきたい。

○ドコフクカゼ
前走は道中を抑え過ぎた結果、持久力で淘汰できなかったために差し馬の台頭を
許した雰囲気で、仁川Sでは、逆に道中が厳しくなり過ぎてナムラビクターには
離されたものの、この馬自身強い内容を示した格好。
今回その中間くらいの内容を示すことが出来れば、勝ち負けまで十分ありそう。

▲グランドシチー
細かく脚を使うタイプで、最後の最後でなかなか惰性を効かせられないために、
結局この手の長距離寄りの舞台では勝ち切れてはいないのだが、一定の持久力と
上がりの脚…という部分で、常に上位には顔を出してくる馬。
頭は無理でも2、3着候補としてはしっかり考えておきたい。

注ソロル
基本的にはスピード&粘りというタイプには思えるので、この舞台にピッタリと
嵌る訳ではないのだが、(ナムラビクターには負けたものの)ベテルギウスSの
内容は秀逸で、そのパフォーマンスだけでもとりあえず上位には推せる。
持ち味を活かすために、今回ある程度積極的な競馬であれば。

△ナイスミーチュー
昨年もここでは好走しているように、本来は普通に2番手争いをするはずの馬。
それでもスピードに偏った前々走はともかく、前走で何も出来ていないところを
見ると、状態面がどうなのか?…というところがさすがにあるので、正直強くは
推し切れない感覚になる。扱いとしては"浮上する可能性"…くらいに止めたい。

△ジェベルムーサ
これまでの経歴的には、最後にしっかりとした決め手を使うというよりも、道中
~上がりで持続力を発揮する…という方向の馬で、適性的には微妙…な扱い。
もちろん今回のような舞台が未経験というのは確かなので、イメージを更新して
くる可能性は十分にあるが、とりあえず感覚的にはここを見てから…にしたい。

☆クリールパッション
元々道中~上がりの持続力…というイメージの馬ではあるのだが、シリウスSの
内容からは、この手の展開をこなせない訳ではなさそう。
もちろん勝ち負け近くまで迫るのは難しいだろうが、そこそこの着にいる可能性
くらいは一応考えておきたい。





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