2014年5月17日土曜日

京王杯SC展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.2-10.5-11.2-11.8-11.4-11.4-12.1 33.9-34.9
2012 12.2-10.6-11.4-11.7-11.3-11.3-11.6 34.2-34.2
2011 12.4-11.0-11.6-11.4-11.0-11.2-11.6 35.0-33.8
2010 12.6-10.9-11.1-11.3-11.1-10.9-11.9 34.6-33.9
2009 12.8-11.2-11.1-11.3-11.0-11.3-11.9 35.1-34.2
2008 12.4-11.2-11.1-11.5-11.2-11.9-11.5 34.7-34.6
2007 12.3-10.9-10.9-11.2-10.6-11.6-12.5 34.1-34.7
2006 12.5-11.1-11.6-12.0-11.2-11.4-12.0 35.2-34.6
2005 12.4-10.7-11.0-11.4-11.1-11.4-12.3 34.1-34.8
2004 12.0-10.4-11.4-11.7-11.5-11.4-12.0 33.8-34.9

過去10年の平均ラップタイム
12.38-10.85-11.24-11.53-11.14-11.38-11.94
1.20.46 34.47-34.46




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、1400mらしく一貫した流れにはなっているが、コーナー
部分で少しだけ落ち着く格好から→ラスト3Fで一気にペースが上がって、直線は
右肩下がりの形になっている。

この舞台では道中で多少は息が入れられるため、例えば京都1400mなどのように
スタートからスピードで押し通すようなタイプよりも、溜める形からしっかりと
した切れを発揮出来るタイプの方が合っている印象。

したがってここでは、まずは勝負所で変化をつけられるスピード馬が中心には
なるのだが、ペース次第では(スピードへの対応力を示している必要はあるが)
切れと持続力をバランス良く備えたマイラーが、1つ上のギアでまとめて差し
切る可能性も考慮しておきたいところ。


好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること


予想
今回はこれと言ってしっかり引っ張りたい馬がいないので、コパノリチャードが
自然とハナに立ちそうな雰囲気。
そうなると鞍上も浜中Jだし、先週と同じようなイメージでミドルペースからの
溜め→切れという展開を想定したい。

◎クラレント
本来はあまりスピードに寄って得する馬ではないが、阪神Cでも崩れない程度の
地の強さは持っていて、尚且つ決め手という方向ではメンバー屈指の存在。
タイプを考えると、それほど厳しくは締め付けられない東京1400mという舞台は
かなり合っていそうなイメージになる。
ある程度好位につけつつもしっかりマイペースを保てば、勝ち切れていいはず。

○レッドスパーダ
単純にこの舞台では、パラダイスSでかなりレベルの高い内容を示しているし、
スピードと決め手という部分で考えれば、当然ピックアップ出来る馬。
今回は鞍上もコンビを組めば確実に好走する…という北村宏Jに戻っているし、
終始コパノリチャードを見るような形なら、加速勝負で交わせる可能性も十分。

▲コパノリチャード
高松宮記念や阪急杯の内容だけなら、ここはまずは疑って掛かりたいところでは
あるのだが、この馬にはスワンSやアーリントンCのように決め手を発揮した
裏付けもあるため、結局は人気でも大きくは下げられない。
あとは今回斤量を背負って、一瞬の加速で遅れを取らないか…という点だけ。

注エールブリーズ
立ち遅れた前走は度外視するとして、前々走では、相当に厳しい展開をある程度
好位からしっかりと粘り込んでいるし、この舞台でも十分な決め手を発揮出来て
いて、その合わせ技で、このメンバー相手でも戦えて良さそうに思える。
枠もいい所に入ったし、好位からじっくり…という形になれば。

△アミカブルナンバー
このメンバーを相手にしてどこまで…という部分はあるが、この舞台に対しての
適性で言えば当然上位に扱えるし、今回想定したペースと枠を考えれば、十分に
残りそうな雰囲気。
勝ち負けまではともかく、複勝~掲示板争いには普通に加わっていそう。

△インパルスヒーロー
タイプ的には、この舞台には十分に嵌りそうなイメージの馬ではあるが、近走の
位置取りや、ある程度しっかり引っ張られた方が結果が出ている…という事実を
考えると、どうしてもあと1つ推し切れない感覚になる。
可能性としては、直線でインを突いて何とか浮上する…といったところ。






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