2014年7月19日土曜日

函館2歳S展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.0-10.4-11.3-11.7-11.8-12.4 33.7-35.9
2012 12.0-10.7-11.4-12.1-11.7-12.5 34.1-36.3
2011 12.0-10.6-11.5-12.2-12.1-12.4 34.1-36.7
2010 12.1-10.9-12.0-12.0-12.0-12.2 35.0-36.2
2009 12.2-10.6-11.5-11.8-11.9-11.7 34.3-35.4 札幌開催
2008 11.9-10.3-11.4-12.0-12.4-12.7 33.6-37.1
2007 12.4-11.3-12.1-12.5-12.5-13.0 35.8-38.0
2006 12.0-10.8-11.4-11.7-12.3-12.1 34.2-36.1
2005 12.0-10.8-11.3-11.9-12.1-12.6 34.1-36.6
2004 12.1-10.7-11.5-11.8-12.0-12.3 34.3-36.1

過去10年の平均ラップタイム(2009年は除く)
12.06-10.72-11.54-11.99-12.10-12.47
1.10.88 34.32-36.56




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなって、(勝負所で多少踏み止まる
場合もあるが)基本的に2F目以降はしっかりと減速して行く展開になっている。

このレースの特徴はやはり前半の速さで、(コース自体の特徴でもあるが、この
時期の馬のレースということで尚更)最後はラップがしっかり落ちてからの粘り
勝負…という印象が強い。

実際に過去の勝ち馬を見ても、そのほとんどがかなりの前傾のパフォーマンスを
示す格好で勝利していて、速いペースへの対応力と、上がりの部分での持久力が
ここではどうしても必要になる。


好走する条件
・スピード&持久力があること


予想

◎マイネルエスパス
新馬戦はまずまずのペースで逃げて、尚且つ勝負所でもしっかり脚を使った形。
その時の内容は、単純なパフォーマンス比較ではここでは普通に上の扱いだし、
スピードだけではなく、ある程度の変化をつけられたという部分で、この舞台で
もう1つ前進があっても良さそう。素直に期待したい。

○アクティブミノル
新馬戦は前後半が完全にイーブンのレースだったが、道中緩んだ瞬間はなくて、
まずまずのスピードの中で持続力を発揮した格好。
馬体からもブレないイメージはあって、もう少し速いペースで引っ張られても
問題なさそうだし、今回少しだけ控える形ならば、普通に浮上はしてきそう。

▲スルターナ
新馬戦は、(5Fのレースではあるが)まずまずのペースから上がりをしっかりと
まとめた格好で、勝負所では一応の変化もつけられているし、ラスト1Fも徐々に
離していく…という内容なので、とりあえず適性面での問題はなさそう。
あとは今回、極端なペースにつき合わず、少しでも上がりの脚を活かす形なら。

注タケデンタイガー
前走は超ハイペースで引っ張った内容で、上がりはさすがに掛かっているものの
ブレているようには感じなかったし、ある程度馬体はしっかりしていそう。
今回はその時ほどの速さには多分ならないだろうし、競馬自体が多少楽に感じる
可能性もありそうで、タイミング的に十分残れても良さそうな雰囲気。

△クールホタルビ
新馬戦は、ペース自体は厳しかった訳ではないが、少し重い馬場で力強さを発揮
して、最後の坂で突き放した格好。
その内容を考えると、ラップの額面以上の地力を備えていそうなイメージだし、
ここのペースに戸惑うようなことがなければ、一発まであって良さそう。

△トウショウピスト
新馬戦は、一応前傾の形から大きく加速が入る展開で、しっかりとした脚を示す
格好での勝利。
馬体のバランスが良く、このメンバーの中ではかなり味がある方で、ペース耐性
さえクリア出来れば、可能性としては十分あって良さそう。






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