2014年9月7日日曜日

小倉2歳S展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 11.9-10.2-11.0-11.6-11.7-12.4 33.1-35.7
2012 11.8-10.1-10.8-11.5-11.8-11.9 32.7-35.2
2011 12.0-10.3-11.1-11.6-11.8-12.0 33.4-35.4
2010 11.8-10.4-10.9-11.6-11.9-12.1 33.1-35.6
2009 12.1-10.4-11.3-11.5-11.8-11.9 33.8-35.2
2008 11.9-10.2-11.1-11.9-11.6-12.4 33.2-35.9
2007 11.8-10.4-11.3-11.6-11.5-12.7 33.5-35.8
2006 11.5-10.1-10.9-11.4-11.6-12.9 32.5-35.9
2005 11.8-10.7-11.1-11.0-12.1-12.4 33.6-35.5
2004 11.9-10.5-11.0-11.2-11.7-11.9 33.4-34.8

過去10年の平均ラップタイム
11.85-10.33-11.05-11.49-11.75-12.26
1.08.73 33.23-35.50




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半がかなり速く、2F目以降はほぼ一直線にラップが
落ちていく、完全な前傾レース。

このレースの特徴はとにかく前半の速さだと言えて、単純に平均タイムでは
古馬上級クラスと比べても遜色ないくらいのペースで流れていて、そうなれば
当然最後は持久力勝負という形になる。

脚質的には、厳しい流れでも、それ故に後続の脚も残らないという形で、結局は
好位の馬が押し切ることが多くなっていて、ある程度は前に行けるスピードも
重視しておきたいイメージ。


好走する条件
・先行力&持久力があること


予想

◎タガノヴェルリー
前走は、絶対的なスピードという点では他のレースと比べて1枚落ちるものの、
展開自体は前掛かりな形で、新馬戦としては十分高いパフォーマンスだったし、
直線の坂で額面以上の地力が必要な中京から小倉に替わっての前進もありそう。
馬格はないが、馬体そのものはしっかりしていそうでブレない印象だし、ここで
勝ち負けする可能性はあっていいはず。期待してみたい。

○ゼンノイザナギ
前走は超ハイペースの展開を、前半スピードで多少苦労しつつも最後はしっかり
浮上する形での勝利。
元々は1400mでしっかり速い上がりを使う…というところからの馬なので、今回
もう少し追走が楽な流れになって前進する可能性もあるし、勝ち切るかどうかは
ともかくとしても、浮上は確実にしてきそうなイメージ。注目しておきたい。

▲レオパルディナ
前走は、好位のイン追走から、直線外へ持ち出す…という微妙な騎乗だったが、
それでも最後余裕の脚で差し切った格好で、内容的にはここでもう1つ前進する
可能性があっても良さそう。
評価は3番手とはしたが、人気通りに勝ち切るところまで考えたい。

注デイドリーム
新馬戦は、前半まずまずのペースで逃げて、勝負所で少し引きつけつつ→直線で
しっかりと突き放す内容で、単純なパフォーマンス比較でも一応上位に扱える。
それを示したのが初戦…という点で、そこからの上積みは十分に期待できるはず
だし、それでいてこの程度の人気ならば、当然注目はしたくなる。

△クールホタルビ
前走は、速いペースを自ら引っ張って、直線も最後までしっかり粘った内容で、
扱いとしては普通に上位のパフォーマンス…ということになる。
ただしそれが3戦目の競馬…という部分で、その時以上のペースになる可能性が
十分にあるここで、更なる前進を示せるか?は微妙。強くは推しづらい。






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