2014年10月4日土曜日

シリウスS展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 12.4-11.1-11.3-13.5-12.9-12.9-12.5-12.0-12.2-12.6
2012 12.5-11.3-11.9-13.9-12.2-12.1-12.4-12.2-12.1-12.7
2011 12.6-11.2-11.2-13.6-13.2-13.1-12.8-12.1-11.7-12.8
2010 12.8-11.4-11.6-13.7-12.5-12.8-12.6-12.3-11.6-13.1
2009 12.6-11.4-11.7-13.8-13.1-12.5-12.2-12.4-12.3-12.5
2008 12.2-10.9-11.0-13.7-13.1-13.2-12.3-12.5-12.3-12.6
2007 12.3-11.2-11.0-14.2-13.8-13.0-12.4-12.4-12.0-12.8

過去7年の平均ラップタイム
12.49-11.21-11.39-13.77-12.97-12.80-12.46-12.27-12.03-12.73
2.04.11




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなっていて、道中はコーナー部分で
一旦しっかり緩んでから勝負所に向けて徐々に加速していく展開で、最後の部分
だけ少し落ちる…という形。

ここの特徴はとにかく前半の速さで、その部分でかなり引っ張られることから、
後半に余力を残すためにまずは高い持久力が問われる。
そして上がりの部分に関しては、ある程度長い脚を使わされる形になっている
ため、末脚の持続力を備えていることも必要になる。

またレース全体の展開で言えば、道中が落ち着いてから上がりでしっかり加速…
という形なので、"溜めが効く"というのも1つの重要な要素になり、スピードに
偏ったマイラー的な強さを示している馬の過大評価には注意したいところ。


好走の条件
・高い持久力があること
・末脚の持続力が必要


予想

◎ソロル
ラスト1Fに強みがある(持久力の高い)タイプで、厳しい展開を耐える…という
方向性であることは間違いないが、道中をスピードで締めつけられた前走では
何も出来なかったように、追走部分ではある程度ゆったりしたい。
(個人的に少しイメージを更新させられた)
その意味では、前半速く、道中で一旦落ち着き、最後は上り坂で確実に減速する
この舞台にはピッタリ嵌っていいはずで、普通に巻き返しが期待できそう。

○ナムラビクター
前走の平安Sは案外な結果に終わったが、前半少し溜め殺した部分もあったし、
元々パワー寄りのタイプなだけに、仁川Sでハイパフォーマンスを示した阪神に
替わって巻き返す可能性は十分にありそう。
ハンデ戦で斤量はしっかり背負うが、積極的な競馬をしさえすれば、普通に勝ち
負けはしてくるはず。当然注目はしておきたい。

▲クリノスターオー
まずは単純に平安Sのパフォーマンスは高くて、リズムとしてもここに直接的に
つながっていい内容になっているし、前走でも道中の締まった展開をしっかりと
粘り込んで、調子の良さも十分に窺える。
この舞台では、道中で後ろから圧力を掛けられた場合に多少苦しくなる可能性も
あるが、それでも上位にはしっかり残りそう。

注ケイアイレオーネ
超大型でゆったりしたタイプなので、大きく回って一旦溜めが入るこの舞台には
適性的にやはり嵌る。
ただし昨年は幸Jが(それまでとは違って)道中で動かず、直線に賭けるような
騎乗をして勝利した訳だが、その後はまた少し捲るような恰好になっているし、
(違う鞍上で)その時の再現が出来るかどうか…。圏内なら。

△ジェベルムーサ
超大型でこの舞台に替わっての前進はあっても良さそうなタイプ。
ただしこの馬の場合、基本は捲り…という競馬なので、勝負所で好位の(実力)
馬がしっかり加速するここでは、あと少し浮上しきれない印象にはなる。
昨年のケイアイレオーネのように、コーナーで捲らず、直線に賭ける内容ならば
面白いのだが、そのような競馬をする保証はどこにもない…。微妙。






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